京都大の複数の教授らが霊長類研究所などに関わる研究資金について1億円以上を不正に支出した疑いがあるという記事。私的流用はないようです。
「調査対象は霊長類研究所におけるチンパンジー用ケージの整備に関連する支出など。教授らへの聞き取りの結果、納品の実態がないのに代金が支払われたり、発注済みにもかかわらず再度発注して二重に代金が支払われたりしたケースがあったとしている。
教授らは、癒着した関係にあった特定の業者からケージ関連の契約で赤字が発生したというクレームを受け、業者の負担を軽減するため仕様の変更などを行い、結果として架空発注が繰り返されるようになったとみられている。」
取引業者に赤字契約を押しつけ、別の契約で水増し金額を支払い、補填するというのは、民間企業でもありそうな不正です。
少し前に週刊誌で取り上げていました。
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