公正取引委員会が、みずほ証券に対し、独占禁止法の優越的地位の乱用の規定違反につながる恐れがあるとして注意を行ったという記事。みずほ証券が主幹事だったIPOに関係するものです。
「主幹事を務めた新規株式公開(IPO)案件の公開価格設定プロセスにおいて、主幹事変更が困難な状況下で、想定発行価格や仮条件を設定し、これを受け入れるように要請していた事例が2社あったという。
この2社の初値が公開価格の2倍以上となったことなどから、自らが主張した公開価格で上場できていれば、より多くの資金調達ができた可能性があり、公正かつ自由な競争に影響を与えるおそれがあるとした。」
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