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会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

米セラノス、暗雲漂う 血液検査精度に疑いの声(日経より)

米セラノス、暗雲漂う 血液検査精度に疑いの声

セラノスという米国の有名な未上場ベンチャー企業が、投資家から契約違反で訴えられるなど混迷しているという記事。

「セラノスを訴えたのは米ドラッグストア大手のウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンス。米メディアによると、ウォルグリーンズは先月、デラウェア州の裁判所に約1億4000万ドル(約160億円)の賠償を求めて訴えを起こした。

両社提携の際、セラノスが自社の技術について虚偽の情報を提示したと主張しているという。具体的にどんな技術が問題になったかは明らかになっていない。ウォルグリーンズは2013年にセラノスと血液検査委託で提携、今年6月に提携関係を解消していた。

ほかにもセラノスは投資を集めるために同社の技術に関して虚偽の報告をしたとして、セラノスに投資したパートナー・ファンド・マネジメント(PFM)など複数の投資家からも損害賠償を求めて提訴されている。

同社は指先から血液を1滴採るだけで多様な検査ができる低価格の検査手法を開発したとして巨額の資金調達に成功。企業評価額は一時、90億ドルを超えた。」

同社については、昨年からいろいろと疑惑が報じられていました。

当サイトの関連記事

疑惑のユニコーン「セラノス」 1兆円の企業価値がゼロになった理由(2016年6月)(Forbes)

「フォーブスが昨年発表した「アメリカで最も成功した女性」(America’s Richest Self-Made Women)で1位を飾ったのは、医療ベンチャー「セラノス」創業者のエリザベス・ホームズだった。その資産額は推定45億ドル(約5,000億円)とされた。しかし、フォーブスは今年のホームズの資産額をゼロと推計し、最新のリストからは除外した。これに対し、セラノスは今のところ何もコメントしていない。」
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