会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

カンボジア政府高官に26万ドル 住友化学現地法人社員(朝日より)

カンボジア政府高官に26万ドル 住友化学現地法人社員

住友化学のシンガポール法人の社員がカンボジア政府高官に多額の現金を供与していたという記事。手数料名目で供与された金額は約26万ドルだそうです。

「住友化学の海外法人の社員がカンボジア国立マラリアセンターの幹部らに対し、情報提供の見返りに多額の現金を供与していたことが22日、わかった。」

「途上国の感染症対策を支援する「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」の報告書によると、住友化学のシンガポール法人(SCS)の営業マネジャーら2人が2003年ごろからマラリアセンターの所長らと接触。同社の防虫剤入り蚊帳の契約を受注するたびに契約額の2・8~6・5%を架空のコンサルタント会社を経由して手数料名目で個人口座に振り込んだ。」

国際援助の成功例だったはずですが、そんな裏があったとは知りませんでした。

住友化学株式会社 「防虫蚊帳 マラリア予防」(読売)

「カンボジアで金を出せと言われた」米倉経団連会長釈明(朝日)

「・・・同社会長の米倉弘昌・経団連会長は25日の会見で、「カンボジアでは、入札の際にお金を出せという極めて不可解なことを言われていた。我々の理解に苦しむところ(慣習)があった」と釈明した。」

農薬蚊帳自体が危険だという説もあるようです。こちらの方が大問題かもしれません。

「農薬蚊帳」配布反対キャンペーンにご賛同を
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