カネボウ旧経営陣の不正経理疑惑で、主力銀行の旧さくら銀行出身の元副社長を中心とした幹部会議で各事業部門が達成困難な売り上げ目標を設定し、実現したように仮装するため粉飾行為をしていたという記事。
監査基準委員会報告の第10号では、不正リスク要因の例として、「経営者が・・・非現実的な業績予想を公表している」、「経営者が営業担当者に対して非常に強引な営業上の目標を課している」、「監督官庁の設定した基準等を達成するために経営成績を歪めようとする傾向がある」(このケースでは監督官庁ではなく融資している銀行)が挙げられていますが、まさにこれらに該当する粉飾事件です。
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過年度の有価証券報告書等の訂正報告書の提出 及び過年度の決算短信等の訂正に関するお知らせ(棚卸資産過大計上)(日東工器)
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部品製造会社前社長ら特別背任容疑で逮捕 取引先に不正送金する手口で総額約2億受け取りか(日本テレビより)
造園会社の元社員 業務上横領容疑で逮捕 被害1億円以上か 東京(NHKより)
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