ゲーム「フォートナイト」海外の配信会社、課金収入30億円申告漏れ
米エピックゲームズの海外子会社が、消費税約30億円の申告漏れを指摘されていたという記事。
「関係者によると、国税局はエピック社のルクセンブルクにある子会社が、日本のユーザーにフォートナイトを配信、課金していることを把握。一部のプラットフォームを通じた課金収入約300億円について、この子会社に消費税の申告納税義務があるのに計上されていないとして、約30億円の申告漏れを指摘したという。
エピック社は取材に「日本の税務当局による定期的な調査の中で、弊社側の不注意により一部の消費税が未払いの状態にあることを認識しました。指摘を受けてすでに納付を完了しています」とコメントした。」
たぶんバレなければ払うつもりはなかったのでしょう。
海外企業に対するこのような大規模な追徴課税は異例なのだそうです。
「フォートナイト」申告漏れ、調査はウェブ面談で 「氷山の一角」か(朝日)
「ネット上のサービスやコンテンツを配信する海外事業者の実態把握は難しく、「氷山の一角」との見方もある。」
配信状況を外部から把握するのは難しそうですから、利用代金を支払うルートをどこかでおさえておかないといけないのでしょう。
「今回、東京国税局は海外にいるエピックゲームズ社側の担当者とウェブ会議で面談するなどし、比較的短期間で修正申告に至った模様だ。」
そもそもどうやって見つけたのか知りたいところです。
記事では、EY税理士法人の会長がコメントしています。