太陽光発電事業で不正集金か 会社元代表らを預託法違反容疑で逮捕(毎日新聞配信)
太陽光発電、不正集金か 負債38億円、破綻 元代表ら逮捕 預託法違反容疑(毎日)(記事冒頭のみ)
再生エネルギー業「チェンジ・ザ・ワールド」元代表(47歳)ら6人が預託法違反(売買契約の締結など)の疑いで逮捕されたという記事。
「太陽光パネルを共同購入して発電を委託すれば売電収入が配当として得られる」といって金集めをしていたそうです。
「販売預託商法を原則禁じた2022年6月の預託法改正以降、業者が刑事責任を問われるのは全国で初めてという。
チェンジ社は少なくとも約1万人から出資を集めた後、約38億円の負債を抱えて経営破綻。府警は事業の実態や出資者から集めた資金の使途について全容解明を目指す。」
逮捕容疑は...
「捜査関係者によると、××容疑者らは法改正後の22年6月から12月まで、チェンジ社から太陽光パネルを購入して同社に運用を委託すれば利益が出るなどと誘い、関西地方の40~50代の男女4人に計約220万円を出資させた疑いが持たれている。」
「高額な太陽光パネルを複数の希望者で小分けして共同購入(区分購入)する仕組みで、チェンジ社はスマートフォンの専用アプリなどを使って1口300円程度からの出資が可能とPR。年間の利率は約7~10%と示したうえで「スマホで買える太陽光発電所」「誰でも簡単に太陽光発電所のオーナーになれる」などと呼び掛けていた。」
当サイトの関連記事(2021年)(毎日の記事でも取り上げられている販売預託商法の代表例であるジャパンライフの元社長の有罪判決について)(注:引用している報道へのリンクは切れています。)
その2(2020年)(販売預託商法禁止について)
こちらはまだ刑事事件にはなっていないようですが...
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被害総額1000億円の可能性も 巨大詐欺組織に利用された大島美幸&鈴木おさむ夫妻 「人をだましていたのなら許せない」(デイリー新潮)
「会員制リゾートクラブ「ワールドビッグフォー(WB4)」による詐欺被害を訴える記者会見が9月6日、新潟県庁で開かれた。会員70人が計4億円の被害に遭ったとして、WB4の運営会社「ジャパンエアリゾートインターナショナル株式会社(JARI社)」(東京・文京区)を、新潟県警に刑事告訴する準備を進めていることが分かった。
代理人を務める代々木総合法律事務所の林治弁護士はこう語る。
「入手した内部資料によると、新潟県内だけで被害者は少なくとも約1600人、被害総額は100億円ほどに上るとみられます。また、JARI社の銀行口座の履歴を調べたところ、現状で確認できるここ数年間の分だけで100億円近くが、全国の被害者と思しき方々から入金されていた。過去にさかのぼった場合、被害総額は1000億円近くに上る可能性も十分に考えられます」」