東芝粉飾事件で歴代3社長の刑事告発がなされない可能性が高いことを批判したコラム記事。
「明らかな粉飾決算だとする証券取引等監視委員会と、立件へのハードルが高いとみて起訴に慎重な検察当局の見解が対立しているらしい。」
「歴代3社長は「チャレンジ」など営業の尻をたたいたが、粉飾を直接指示したことはないと主張しているもようだ。実際に粉飾を指示したことが分かる確定的な証拠も検察は手に入れていないようだ。当事者に否定されては到底、裁判が維持できない。」
「誰が巨額の粉飾を行ったのか。社長の意向を忖度(そんたく)して「会社ぐるみ」で数字を作ったというのなら、逃げようがない。東芝という会社を上場廃止にするほかないだろう。」
旧経営陣の立件と会社の上場廃止が二者択一だという理屈は、理解しがたいところです。本当は、両方すべきなのでしょうが、株主へのデメリットが大きいので、上場廃止の方はさしあたり免除しているだけでしょう。
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