学校法人「森友学園」の小学校舎・体育館の建築費について、補助金申請目的と小学校の認可目的とで、提出資料上の金額に倍の開きがあるという記事。
「学園側は2015年、補助対象事業費を21億8千万円として、1億1875万円の補助を申請した。専門家による評価と国交省の審査で、関連工事費など約3割を除いて査定。校舎・体育館の建築費は15億円前後とみられる。...15、16両年度に補助金計6194万円が学園に支払われた。
一方、学園は今年2月17日付で府教育庁私学課に対し、小学校の認可条件になっている財務の健全性を示す資料として、14年度から開校10年目の26年度までの収支計画と借入金の返済計画を報告。同22日の府私学審議会で委員に示された。
資料には「建築費7億5600万円」を16年度に支出し、同年度に約3億1千万円を借り入れたなどと記載。他の建築費や借り入れ予定は26年度までの計画欄や注釈に書かれていない。」
補助金申請目的では補助金を多くもらうため建築費を多くし、他方、認可申請では、財務が健全であるかのように見せるため、建築費を少なく見せているのでしょう。書類提出時期が違いので、完全に一致はしないのでしょうが、倍違うということはちょっとありえません。
<森友学園>国と大阪府へ金額違う契約書…補助金過大請求か(Yahoo)(毎日新聞配信)
「二つの契約書を用意し、国には高い金額を示して補助金を多く得る目的があった可能性が浮上している。」
森友学園の「連携合意」報告、相手法人は「事実無根」(朝日)
「学校法人「森友学園」(大阪市)が4月開設を予定している小学校を巡り、先月開かれた大阪府の私学審議会で、「愛知県の中等教育学校と推薦入学枠の提供で合意した」と報告されたが、この学校を運営する学校法人は「合意は事実無根」と否定している。」
最近の「その他不正」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事