所得隠しを指南し脱税に関与した法人税法違反の疑いで、ドバイの貿易会社の代表ら3人(名前から判断すると日本人)が逮捕されたという記事。
「東京地検特捜部などによりますと、×××代表らは、都内の人材派遣会社と鹿児島県の太陽光発電関連会社の2社に架空の経費を支払わせる手口で所得を隠すよう指南し、合わせておよそ6300万円の脱税に関与したとして、法人税法違反の疑いが持たれています。」
「関係者によりますと、代表らは実態のないコンサルティング料の名目で手数料を振り込ませることで、2つの会社の所得を少なく見せかけ、受け取った資金の大半は、2社に払い戻していた疑いがあるということです。」
脱税指南を手広くやっていたようです。
「×××容疑者が代表を務める「KPT GeneralTrading」は、UAE=アラブ首長国連邦のドバイに本店があり、会社のホームページで「株式の過半数はアラブの王族が所有している」と説明しています。
関係者によりますと、×××代表は複数のビジネスパートナーを介して中小企業の経営者などを勧誘し「税金を少なくすることができる」などと税金対策を持ちかけていたということです。
また、令和元年ごろまでの数年間に、およそ160の法人や個人と資金のやりとりがあったということです。」
指南を受けていた方も芋づる式に摘発されそうです。
6300万円脱税指南容疑 コンサル業の3人を逮捕 東京地検特捜部(毎日)
「関係者によると、×××容疑者らに節税を依頼した法人や個人は100以上に上るとみられ、中には仮想通貨(暗号資産)で億単位の利益を上げていた個人もいたという。特捜部と国税当局は逮捕容疑の2社以外にも脱税の疑いがあるとみて捜査を進める。」
6300万円脱税指南か 経営コンサル会社代表を逮捕 東京地検特捜部“マルサ”と合同で捜索(TBS)
最近の「不正経理」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事