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会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

生保や銀行で急速に普及する事務作業「ロボット」(産経より)

【経済インサイド】生保や銀行で急速に普及する事務作業「ロボット」 保守怠ると〝野生化〟の恐れも

生命保険や銀行などの金融業界で、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)が進んで来ているという記事。

日本生命や太陽生命の活用例を取り上げています。

コンサルタントのコメント。

「RPAに詳しい野村総合研究所の上級コンサルタント、福原英晃氏によると一定のルールに基づいた定型的な仕事が多い金融業界はRPAとの親和性が高く、28年ごろから広まった。現在は他業種の大手も採用しつつある。「中堅・中小企業でも間違いなく普及すると思う。生産人口の減少で、RPAを『導入せざるをえない』状況になり、10年後には当たり前になっているかもしれない」と分析する。」

リスクもあるそうです。

「ただ、やみくもな導入はロボットが“野生化”するリスクをはらむと、福原氏は指摘する。ロボットが増えると、どうしても管理が煩雑になりやすい。担当者が異動するなどして保守を怠ると、誰の管理下にもない、何の作業をしているのか実態が分からない「野良ロボット」がはびこる可能性がある。

野良ロボットがサーバー上やパソコンの中でうろうろしているならまだいいが、間違った情報を入力し続けるなど“凶暴化”すると、財務諸表などの数値を誤る恐れも出てくる。そうなれば、経営判断だけでなく、投資家の投資判断にも悪影響を及ぼしてしまう。」

野良エクセル・ファイルより凶暴そうです。
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