粉飾決算企業やそれに準じる怪しい企業を見抜くコツがあるという記事。『東大式 スゴい[決算書の読み方]』という本の宣伝記事のようです。
見抜くための「6つの注意点」はすべて関係しているのだそうです。
「本業が不振だからこそ、資金調達のために社長が無闇にメディアに出演したり、流行の用語を多用したIRを多発したり、無理なスキームで増資を頻発する。利益をかさ上げしたり損失を隠すため、本業と無関係のM&Aを頻発、目的不明のファンドを設立したり、実態のない海外展開・子会社の設立を行う。
結果、粉飾のため会計方針の頻繁な変更が生じたり、粉飾の結果、ぎりぎり赤字にならない、競合他社より異様に利益率が高いなど不自然な状態が生じる。そして、内部統制が取れなくなり、監査役の頻繁な交代、既存大株主の売り抜け、役員給与の急激な増減が生じる。それらの兆候は公開情報やメディア以外に加え、ネットでの「炎上」などからも察知することができる。」
![]() | 東大式 スゴい[決算書の読み方] 大熊 将八 扶桑社 2017-03-12 by G-Tools |
黒字なのに突然、倒産!? スカイマーク、東芝、シャープ…粉飾より危険な「巨額損失リスク」とは?(ハーバー・ビジネスオンライン)