システム開発中止をめぐって文化シヤッター(東証プライム)が、日本IBMを訴えていた裁判で、日本IBMに賠償金支払いが命じられたという記事。
「文化シヤッターは17日、システム開発の中止で日本IBMに損害賠償を求めた訴訟について、東京地裁で19億円の支払いを命じる判決が下ったと発表した。日本IBM側は追加作業に伴う費用などを請求していたが、棄却された。」
損害賠償請求訴訟の判決(第一審)に関するお知らせ(文化シヤッター)(PDFファイル)
これまでの経緯について。
「当社は 2015 年 3 月より日本アイ・ビー・エム株式会社に「新販売管理システム」の構築を委託し、システム開発プロジェクトを開始しておりましたが、本件プロジェクトの中止により当社に多額の損害が生じる結果となりました。
当社は日本アイ・ビー・エム株式会社の上記行為が、債務不履行及び不法行為により会社に不測の損害を与えたものであると判断し、2017 年 11 月 27 日、東京地方裁判所に対し、当社が被った損害である 27 億 4475 万 5157 円及びこれに対する訴状送達日の翌日から支払済みまで年 6 分の割合による金員の支払いを求める損害賠償請求訴訟の提起をいたしました。
また、日本アイ・ビー・エム株式会社は当社に対し、追加作業に伴う費用等の支払いを求め、反訴を提起しております。当社としては契約が履行されていない以上、支払義務はない旨を主張してまいりました。」
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