日本公認会計士協会は、「倫理規則の体系及び構成等の見直しに関する論点の整理」を、2021年2月24日に公表しました。
倫理規則の理解のしやすさを向上させ、その遵守を促進するため、倫理規則の体系及び構成等の見直しを検討することとなり、まずその見直し方針案を「論点の整理」として公表し意見募集を行うとのことです。
背景としては...
「現行の倫理規則は、「倫理規則(注解を含む。)」、「独立性に関する指針」、「利益相反に関する指針」及び「違法行為への対応に関する指針」という4つの規則・指針に分かれていることから、複雑な構造で分かりにくい、一貫した理解が困難であるとの声も聞かれます。」
論点整理のタイトルからすると体系・構成のみの見直しのように思われますが、「実質的な内容の変更を伴う個別規定の見直しの方針案」も示されています。
国際的な職業倫理ルールのうち、協会倫理規則に取り入れられていないものがあるそうです。
今後のスケジュールは...
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