「公認会計士法改正に関連する協会制度変更要綱」及び 「公開草案に対するコメントの概要及び対応」の公表について
日本公認会計士協会は、「公認会計士法改正に関連する協会制度変更要綱」を、2022年12月2日に公表しました。
本年5月の公認会計士法改正における改正項目のうち、協会の会則等を変更する必要のあるものについて、制度変更の方向性をとりまとめたものです(全19ページ)。
上場会社等監査人登録制度、登録制度、 会計教育のそれぞれに係る制度変更について、ポイントを述べています。
例えば、上場会社等監査人登録制度に関しては、新たに「上場会社等監査人登録審査会」という機関を設置するそうです。
要綱の内容は、上場会社等監査人登録制度に関する説明が主です。同制度に登録予定の監査事務所の関係者は、読んでおく方がよさそうです。
なお、10月に公開草案が出ていましたが...
「公開草案からの変更に関しては、例えば、上場会社等監査人登録制度に係る制度変更において、「適格性確認のためのレビュー」の用語を「登録の審査のためのレビュー」へ変更する等、一部記載については趣旨の明確化を目的とした字句修正を行っております。」