会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

川重、裏金で海自潜水艦部隊の物品多額負担か 大阪国税局が調査(朝日より)

川重、裏金で海自潜水艦部隊の物品多額負担か 大阪国税局が調査

川崎重工業が、架空取引で裏金をつくり、潜水艦乗組員らに利益許与していたという記事。税務調査で発覚したようです。

「海上自衛隊の潜水艦を受注する「川崎重工業」(本社・神戸市)が潜水艦の乗組員らに対し、下請け企業との架空取引で捻出した裏金を使って多額の物品や飲食代を負担していた疑いのあることが、関係者への取材でわかった。税務調査した大阪国税局がこれまでに十数億円の裏金作りを把握し、重加算税を含む追徴税額は少なくとも約6億円に上るとみている。

川重の防衛関連の契約は年間約2千億円に上る。防衛省は3日、自衛隊員倫理法違反の疑いで調査を実施していると発表した。」

裏金で得意先関係者を接待というのは、ありそうな話ですが...

内部統制的には、そもそも、十数億円もの架空取引をしていたというところから問題です。

税務調査について会社も有報でふれているようです。

第201期 有価証券報告書に記載の税務調査における指摘事項について (川崎重工業)(PDFファイル)

有報では、ごく簡単な記載です。

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