移転価格税制の裁判で、ホンダが勝訴したという記事。「約75億6700万円の法人税の課税を全額取り消した」そうです。
「訴状などによると、東京国税局は2004年、ホンダ子会社が03年までの6年間に得た利益のうち約254億円は、親会社のホンダから部品を格安で購入したことなどで得られたと判断。本来はホンダの利益とすべきだとして同制度を適用。申告漏れを指摘し、追徴課税処分にした。
判決は、ホンダ子会社の利益の約6割は、ブラジルの法人税優遇措置によって得られたと認定。「国税当局が移転価格税制を適用したことは誤りだ」とした。」
日本側の利益を削ってブラジル子会社に付け替えたと当局がみなしたのに対し、裁判ではブラジルにおける優遇措置による利益だから、移転価格を操作したのではないと判断したわけです。
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