堀正工業株式会社 ベアリング大手「NTN」の主要代理店
粉飾決算発覚
負債300億円
帝国データバンクの倒産速報記事。堀正工業という「NTN」の代理店が債務整理を弁護士に一任したとのことです。
負債総額は300億円を超えるそうです。
「当社は、1933年(昭和8年)10月に創業されたベアリング販売会社の事業を承継すべく、48年(昭和23年)9月に設立された。50年3月にベアリング大手のNTN(東証プライム)の代理店指定を受け、以降は同社の主要代理店として展開。...近年は新規事業として、ヘンプ(麻)を用いたバイオプラスチックの開発に進出するなど多角化を図り、半導体業界向けが堅調に推移した2022年9月期には年売上高約68億600万円を計上していた。
しかし今年5月に入り、不適切な会計処理を行うなかで多額の借入金を抱え、債務超過状態が続き、借入金の返済原資を確保できない状態であることが判明。金融機関からの新たな資金調達も厳しくなったうえ、ここにきて借入金の返済を迫られるなか、今回の事態となった。」
年間売上高が70億円程度で負債が300億円超というのは、ちょっと大きすぎるような気もします。
「不適切な会計処理」というのはどういうものだったのでしょうか。商社でありがちな、循環取引でしょうか。
たぶんこの会社でしょう。
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堀正工業株式会社
香港、上海、ベトナムに関連会社があるようです。