kage日記 読書&お仕事編

読書記録、仕事雑感(愚痴?)

子育てアドバイザー研修

2022-03-10 17:58:31 | お仕事日記

New図書館では、子育て支援にも力を入れています、というふれこみで、乳幼児や小学~中高生に手厚いサービスを提供することを掲げている。

それはそれで素晴らしいし、実際、たくさんの親子連れや勉強しに来る中高生も思ったより多く来館してくれているのはうれしいことである。

その一環として、図書館でも子育て相談を受け付けています、という「子育て支援タイム」があり、主に子育て経験のある図書館員にその役目をお願いしたい・・・と。

ぶっちゃけると、30人いる職員の中で、子育て経験のあるのはたった6名。

別に女性に限らず、パパでもいいのだが、男性は皆無。

既婚者はいるが、お子さんいない。

聞いて回ったわけじゃないけど、独身者かなり多め💦

てなわけで白羽のたったのはパートのおばさん6名、あとは子育て経験ないけど常勤の児童担当。今日はその「研修」だった。開館前に一度研修はあったのだが、子ども時代の読書の大切さなどの話を聞いて、(それはそれで面白かったのだが)具体的に何をどうしろとも言われず、開館後も子育て関連の本を集めた「子育て支援コーナー」にいる時間帯はあっても、実際に相談をもちかけられたりすることもなく、フロア業務やカウンターのヘルプをして過ごした1か月だった。

今日の「研修」の講師の女性は、多分私と同年代で、講演でなくて普通に話せばきっと面白い人なんだろう。

話は面白いが、子育て相談を受ける側として、結局何をどうやればいいのか、というのはあまりよくわからなかった。というか、これって正解のないことだからね。様子がおかしいと感じたら話しかけてみましょう、とか言われてもね、図書館のおばさんがいきなり親しげに話しかけてきたらウザいよね(笑) 子育て経験があるからって、そういうのがうまくできるとは限らないわけで。遠い昔のことで、大半は忘れちゃってるし。

ただ、その講師、図書館が大好きで、って言っている割には、我が図書館についてほとんど予備知識がないみたいだった。自動貸出機も導入されてるし、赤ちゃんがハイハイできるスペースもあるし、コワーキングスペースもあるんだよ。もうちょっと調べとこうよ(;'∀')

そもそもこういった研修を、子育て経験者だけに限るのもおかしな話。独身者だって男性だって、興味のある人はやってみればいいのに。

このあたりが、まだまだ。ジェンダーフリーとかいっちゃってるけど、結局そこから脱しきれないお役所仕事だな、と感じたわ。きっと今日の研修だって「子育てアドバイザー(なのか?)」には2回以上の研修が必要、とかなんとかで、区からやらされたにきまってるんだから。

ちなみに今日は休館日。本来なら休みの日に駆り出されて、ってところなんだけど、静かで利用者のいない館内はとても快適。通常業務で滞りがちだった新刊の整備やシール作りといった作業も時間を気にせずできるし、お昼も館内で堂々と食べられる!開館前の楽しい時間を思い出したひとときだった。