kage日記 読書&お仕事編

読書記録、仕事雑感(愚痴?)

夫の扶養からぬけだしたい

2021-04-11 20:48:04 | 読書記録




タイトルで思わず借りてしまい、漫画だったのであっという間に読んでしまったのだけど、ネットのレビューを見ると、けっこう酷評が多くてびっくりした。私はけっこう、わかるわかる、とうなづきながら読んだんだけど。というのは、まさしく今私が夫の扶養を抜けようとしている最中だからだ。

そりゃあ、あんなモラハラ発言ばかりのダンナはあり得ないが、専業主婦で、収入のないもどかしさというのは、かつて自分も経験している。

出産して長女が7歳になるまでは専業主婦だったし、その後もずっと扶養内でのパートだ。

扶養を抜けようと思ったのは、収入をもっと増やしたかったのと、子どもも大きくなり、扶養の範囲内で「養ってもらっている」のももういい加減やめたくなってきたからだ。

今の法律だと、「収入のない」主婦は大変優遇されていて、税金やら年金は払わなくていい(世帯主が肩代わり)仕組みになっている。年間103万円までは「無収入」だし、130万円を超えて下手に稼ぐと税金が生じて稼ぎ損になる。これまで私は、稼ぎ損にならない金額以内に抑えたパートをしていたが、2年前まで勤めていた工務店では稼ぎ過ぎないように調整するのが大変だったし(仕事量多いのに)、今努めている図書館だと103万円にすら遠く及ばすで、実入りが大変少ない。なので、一念発発起してバイトを掛け持ちし、自分で税金を払っても損をしない金額を稼ごう と奮闘中の次第だ。とはいえ2つ合わせて概算を見積もっても、損をしないギリギリのせいぜい150万円~160万円稼げればいいところなので、おとなしく130万円に抑えていた方が実は賢いのかもしれない。それでも、やっぱり自分で税金を納めてでもある程度は稼ぎたいのだ。 なので、8連勤になろうとも、9連勤になろうとも目標があるので頑張れている。

うちはもう子どもたちも大きくなり、手が離れたのである程度家を空けても大丈夫だし、家事もだいぶ楽にはなったが、それでもモヤモヤすることはたくさんある。

この本のモラハラダンナのようにひどくはなかったけど、以前はやっぱりワンオペだったし、ダンナも理解あるふりして実は昭和な価値観が抜けきれないところがあるので、けっこう嫌ーな感じの喧嘩も何度もしている。こんな時、自分に収入がちゃんとあれば、と何度も思ったよ。

主人公ももこについて、ワガママとか自分勝手とかいう感想が見られたけど、それでも無収入からフリーで年間200万稼げたのはたいしたもんだと思うよ。ただ、扶養を抜けるのはいいけどその程度の年収で離婚とか、となるとちょっと違う気がしたけど(笑) 

この夫婦に言えるのは、お互いの思いやりのなさ。最後は少し歩み寄ってハッピーエンド?で終わったが、ここまでひどくなくても、我が家もかつてはそうだったのかも(あれ、今も?(笑))