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Windows 10でプロファイルフォルダを変更する

2017年03月05日 03時22分38秒 | PC

先日書いた記事

Windows 8でプロファイルフォルダを変更する

の続き。

 

Windows 10でも同様に、プロファイルフォルダを別ドライブに変更しながらの

クリーンインストールが可能か、VMware Playerを使って仮想環境でテストした。

 

結果、CドライブにOS、Dドライブにプロファイルフォルダを割り当てることができた。

 

前提として以下の環境を想定。

  • HDDは2台 (まあこれはSSD×1/HDD×1とか、ドライブは何台でも構わない。本質はそこではない)
  • CドライブにOS、Dドライブ(またはそれ以外のドライブ)にデータを格納
  • 各ドライブは未フォーマット

 

まずは普通にインストール。これはUSBメモリからでもDVD-ROMからでも問題ないかと。

テスト時はMicrosfoft社のサイトからダウンロードしたWindows 10のメディア作成ツールを使い、

isoイメージを作ってそこからインストールした。

 

メディア作成ツールはここから入手 → Windows10のダウンロード

 

(1)インストール場所を選択する画面。ここでドライブ0、ドライブ1ともにフォーマットする。ドライブを選択して 新規 をクリックする。
 


(2)ディスク容量すべてを割り当てる。適用 をクリック。


(3)OK をクリック。


(4)フォーマット をクリック。

 

(5)OK をクリック。

 

(6) (1)~(5)をドライブ毎に繰り返す。

 

(7)OSをインストールするパーテーションを選択して 次へ をクリック。

 

(8)インストールが始まるのでしばらく放置。

 

(9)再起動後にカスタマイズの画面が表示されたら、キーボードの Ctrl+Shift+F3 を押す。(リブートが始まり、Auditモードで起動する)

 

(10)システム準備ツールのダイアログでは キャンセル をクリック。

 

(11)メモ帳などで以下のスクリプトを作成し、保存する。

 


<unattend xmlns="urn:schemas-microsoft-com:unattend">
<settings pass="oobeSystem">
<component name="Microsoft-Windows-Shell-Setup" processorArchitecture="amd64"
  publicKeyToken="31bf3856ad364e35" language="neutral" versionScope="nonSxS"
  xmlns:wcm="http://schemas.microsoft.com/WMIConfig/2002/State"
  xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance">
<FolderLocations>
<ProfilesDirectory>D:\Users</ProfilesDirectory>
</FolderLocations>
</component>
</settings>
<cpi:offlineImage cpi:source="wim:E:\sources\install.wim#Windows 10 Home" xmlns:cpi="urn:schemas-microsoft-com:cpi" />
</unattend>

 

以下の部分はユーザの環境により書き換えが必要。

4行目 processorArchitecture="amd64" → 64ビット版の場合そのまま、32ビット版の場合 x86 に変更

9行目 <ProfilesDirectory>D:\Users</ProfilesDirectory>→ ドライブレター、フォルダ名を環境に合わせて変更

13行目 wim:E:\sources\install.wim#Windows 10 Home → インストールするOSのエディションにより書き換える必要あり(? 未検証) Home を Pro などに

 

(12)スクリプトを保存したら、ファイルエクスプローラで D:\Users で指定したディレクトリを作成する。

 

(13)スタートボタンを右クリックし、コマンドプロンプト(管理者)を選択。

 

(14)Sysprep ディレクトリに移動する。(> cd Sysprep)

次のコマンドを実行する。赤文字の部分は(11)で保存したファイル名を入力。しばらくするとPCが再起動する。

sysprep.exe /audit /reboot /unattend:d:\relocate20170305.xml

 

(15)再起動後、システム準備ツールのダイアログで OK をクリック。もう一度再起動する。

 

(16)再起動後、通常のインストールが再開する。ここからは画面表示に従ってインストールすれば問題ない。

 

以上です。試したい方はあくまでも自己責任で。

 



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