作家「石田衣良」の名を知ったのはつい最近のことだ
それもテレビ番組「NHK教育テレビ N響アワー」に
ゲスト出演したときがはじめてだった
話がとても面白かった
「クラシック音楽おたく」らしく
次から次へと音楽にまつわる話が展開され
大いに、作家「石田衣良」に興味を持ったものである
「池袋ウエストゲートパーク」という小説が売れたらしい
私もこの小説を読み始めたばかりであるが
舞台となっている池袋が
私にとっても馴染みの場所であり身近に感じられる
それと読みやすく、ストリーの展開が速い
また、表現描写が独特で新鮮である
ヒカルなる人物が登場する
父と東京芸術劇場でクラシックコンサート
コンサートが終わりマコトらのところにやってくる
*肩を出した深い青のドレス。結婚式の二次会なんかで着るようなやつ*
*ベンチのまえにしゃがみこむ。顔色が悪い。
血の気の失せて裸の肩は青い灰色。ヒカルはその場にすこし吐いた。*
吐いた原因がアンコールで嫌いな曲
チャイコフスキーの「弦楽セレナーデ」をやったからだ
嫌いな音楽を聞いて(吐く)
想像もしない感覚だった
こんな感覚が次々と出てき、新鮮に響いたものである
参考
石田 衣良 「池袋ウエストゲートパーク」 文春文庫
池袋駅西口
№3559
№3560
№3561
№3562
№3563
№3564
№3565
西口公園
№3566
2005.12.22撮影