3冠達成！

兵庫県尼崎市で開催された第62回全日本大学女子バスケットボール選手権で、拓殖大学が2年ぶり2度目の優勝を飾り、大学チャンピオンになりました。これで関東大学選手権、関東大学リーグに続き、2010年度拓殖大学女子バスケットボール部は3冠を達成しました。

私も今回は監督の要望で大会期間中チームに帯同し選手のケア、コンディショニングに携わりました。日本一は言うまでもなく素晴らしいことですが、それ以上に日々努力を重ね、チーム一丸となって戦いその結果、最後に全員で喜びあえるのは最高の喜びだと思います。私も素晴らしい経験をさせてもらい、選手にはただただ感謝の気持でいっぱいです。
思い起こせば、私がヤクルトスワローズにトレーナーとして在籍した1993年に日本シリーズで西武ライオンズを破り日本一になった時以来、17年ぶりに日本一の喜びをまた味あわせてもらいました。私も明日からまた選手のために今まで以上に頑張ろうと、ビールを飲みながらブログを書いています。

野球界の財産

皆さんも熱狂されたと思いますが、先週日本シリーズが終了し2010年度は千葉ロッテマリーンズが日本一に輝きました。この日本シリーズ第4戦に先発した中日の山本昌選手は残念ながら勝利投手になることはできませんでしたが、偉大な記録を打ち立てました。これまでの日本シリーズ最年長先発記録は1950年毎日オリオンズの若林忠志選手が打ち立てた42歳8カ月だったそうです。山本選手はその記録を大きく上回る45歳2カ月での先発というシリーズ記録を塗り替えました。

私は1995年11月から2年間、中日ドラゴンズのコンディショニングコーチをさせていただきましたが、山本選手は1995年（当時31歳）左膝を負傷しこの年のシーズンオフに手術を受けました。術後リハビリを私が担当しましたが、当時を振り返ってみましても山本選手は自己管理ができる選手で、常に前向きな気持ちで積極的にリハビリに取り組んでくれました。執刀医からは、この選手があと5年野球をやりたいならば手術を勧めますと言われたことを覚えていますが、5年どころかあれから15年も第一線で活躍している山本選手には本当に頭が下がります。来シーズンも現役続投が新聞で報道されましたが、現在新しい投球フォームにも取り組んでいるとのことで、彼の新たな挑戦を楽しみに見守りたいと思います。

あらゆる競技スポーツに携わっている選手が、山本選手のように長く現役でいられるように私も微力ながら、これからもスポーツ選手やスポーツ愛好家をサポートしていきたいと思っています。