クルマの運転で一番みっともないのがエンストだ。
今日のコペン
オフィスからの帰り道、長い長い信号待ちにつかまった。先週からの頭痛が思わしくなく、早めの帰宅がアダとなり、週末の道路は込んでいるのだ。さあ、やっとのことで信号が青に変わったものの、右折だからさらに待たなければならない。
直進車をやり過ごすこと数十秒、やがて信号は黄色に変わり、ついに赤になった。
と同時に右矢印が点灯、右折だまりのクルマが一気に進み出した。
「それっ」
ポンッとクラッチをつないだら、がくっと前のめりになった。
あちゃ～こりゃエンストだ。あわててセルを回す。
カリカリ～
ん？エンストじゃなかったのか。エンジンがかかっているのにセルを回してしまい、妙な音をたてる。
冷や汗かいているあいだにも前のクルマと離される。
後ろのクルマはさぞ怒ってるだろうなあ、この矢印信号のあいだに右折したかっただろうに、エンスト勘違いのコペンのために、もう一回信号を待つハメになってしまったわけだから。
（本当にエンストならこうなるハズ）
