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軽度な頚隋損傷者の独り言
日々の散歩で見かけた光景。そのほか、感じたことを気ままに。

十月桜 / 田母神論文。これはもう贈収賄だ!

2008-11-07 09:22:38 | 政治
   【 十月桜 / これはもう贈収賄だ! 】


秋に咲く桜、「十月桜」です。
良く似た花で「冬桜」と言うのもありますが、十月桜は八重で、冬桜は一重です。
十月桜は春先にも咲きます。花の大きさは2センチ位で、ソメイヨシノなどに比べると、とても地味な花です。


【 単なる懸賞論文への応募ではない。 空自あげての贈収賄だ! 】

 アパグループが募集した懸賞論文に、田母神前幕僚長を除いて、航空自衛隊の佐官10人・尉官64人を含む幹部隊員78人が応募していた。
しかも、78人中62人は小松基地の所属である。また陸自・海自からの応募は無い。
怪しい! 
  • なぜ、空自ばかり応募しているのか?
  • なぜ、小松基地(空自第6航空団)からの応募が多いのか?
答えが見えてきた。
  • 航空幕僚監部教育課が応募を全国の隊員に呼びかけている。
  • 田母神幕僚長は小松基地(空自第6航空団)の司令をしていた。
  • アパグループ代表の元谷外志雄(もとやとしお)氏は「小松基地金沢友の会」の会長だった。
  • 田母神幕僚長と元谷氏は「死に神」が小松時代からの知り合いで、今も懇意にしている。
こうなると、一民間企業の「懸賞論文に応募しただけ」では片付かない。
応募総数は235件、そのうち空自からの応募が79件で約1/3を占めている。
空自からの応募が無ければ、「淋しい懸賞論文」になっただろう。
アパグループから、陰に陽に受けた要請に空自をあげて協力し、その見返りに珍奇な作文に最優秀賞と称して300万円を支払った。

明らかに便宜供与であり贈収賄に相当する。
 こんな奴が「統合幕僚学校長」をやっていたのだから、空自隊員の考え方は、かなり偏ったものになってしまったことだろう。これからも、第2、第3の「死に神」が出ても不思議は無い。
以下は『防衛大学校 第15期生の公式ホームページ』 http://15b-nakama.hp.infoseek.co.jp/index.html からの引用である。
なお、同HPには『個人利用目的での内容の転記、コピーは自由ですが、営利目的やマスコミ等での転用・利用は禁止致します。』と記載されている。本ブログは個人利用目的の転記である。念のため。
航空航空自衛隊を元気にする10の提言

本著は、統合幕僚学校長在任中に、これまでの部隊および航空幕僚監部における勤務を通じ感じていることを、自衛隊が元気になるための提言として航空自衛隊幹部学校幹部会発行の『鵬友』に発表した論文をまとめたものである。本提言は筆者の私見であり、中には同意できない提言もあるかもしれない。読者の皆さんには大いなる批判精神をもって読んで頂きたいと思う。
 これから部隊長等に配置される後輩諸君に限らず、皆さんの隊務運営上、何らかの参考になれば幸いである。

     平成16年9月吉日
     航空総隊司令官 空将 田母神 俊雄

筆者紹介:田母神 俊雄(たもがみ・としお)

 71年、防衛大学校(第15期)卒業。同年、航空自衛隊入隊。これまで、空幕業務計画班長、3空団基地業務群司令、空幕厚生課長、南混団幕僚長、6空団司令、空幕装備部長、統合幕僚学校長、航空総隊司令官など歴任。 H19.3から、航空幕僚僚長。

航空自衛隊を元気にする10の提言
発 行 : あれでいいんだ同好会事務局
2004年7月22日初版発行
2004年9月30日第2版発行

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