秋２題 ／ 定額給付金は自民党の命取り

　【　秋の景色　／　定額給付金、麻生丸投げで混乱多発　 】


昨日は久々の晴天、しかも快晴でした。　当地から見える富士山です。当地からは冬場でないと富士山が見えません。昨日は今シーズン初めての「お目見え」でした。
右側の三角形の山は「大山」です。
20年前に当地に越してきたときは、もっと麓まで見えたのですが、建物が増えて今では写真のように上の方しか見えません。
公園の「アメリカ楓（ふう）」も見事に色づいてきました。
カエデの仲間なのですが、カナダのメープルのような甘いシロップは取れないようです。

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【 　定額給付金のゴタゴタは総選挙の足手まとい。　止めたほうが良い。　】
「定額給付金」が揉めている。もともと「解散・総選挙」が近いと考えて、票集めのための「バラマキ金」だったのだが、総選挙の日程が遅れ、給付金の支給日程・内容も滅茶苦茶になってきて、「票集め」どころか「自民離れに拍車」をかけることになりそうだ。
　今の状態だと、支給は４月か５月。ちょうど総選挙に重なるのではないか。
名目はともかく「税金が還付」されることはありがたいことだ。
しかし、給付の目的もはっきりせず、実施方法も地方自治体に丸投げで、多くの不満や振り込め詐欺的な事件が起こることは想像に難くない。
今でさえ世論調査によると60％もの国民が「もっと適切な使い方があるのでは」と考えている。選挙前にゴタゴタが多発すると、国民の批判は麻生内閣に向けられ、自民党の「命取り」になりかねない。
　こんなバラマキは止めたほうが良い。

十月桜 ／ 田母神論文。これはもう贈収賄だ！

　　　【 十月桜　／　これはもう贈収賄だ！ 】


秋に咲く桜、「十月桜」です。
良く似た花で「冬桜」と言うのもありますが、十月桜は八重で、冬桜は一重です。
十月桜は春先にも咲きます。花の大きさは２センチ位で、ソメイヨシノなどに比べると、とても地味な花です。

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【　単なる懸賞論文への応募ではない。　空自あげての贈収賄だ！　】

　アパグループが募集した懸賞論文に、田母神前幕僚長を除いて、航空自衛隊の佐官10人・尉官64人を含む幹部隊員78人が応募していた。
しかも、78人中62人は小松基地の所属である。また陸自・海自からの応募は無い。
怪しい！　

• なぜ、空自ばかり応募しているのか?
• なぜ、小松基地（空自第6航空団）からの応募が多いのか?

答えが見えてきた。

• 航空幕僚監部教育課が応募を全国の隊員に呼びかけている。
• 田母神幕僚長は小松基地（空自第6航空団）の司令をしていた。
• アパグループ代表の元谷外志雄（もとやとしお）氏は「小松基地金沢友の会」の会長だった。
• 田母神幕僚長と元谷氏は「死に神」が小松時代からの知り合いで、今も懇意にしている。

こうなると、一民間企業の「懸賞論文に応募しただけ」では片付かない。
応募総数は235件、そのうち空自からの応募が79件で約1/3を占めている。
空自からの応募が無ければ、「淋しい懸賞論文」になっただろう。
アパグループから、陰に陽に受けた要請に空自をあげて協力し、その見返りに珍奇な作文に最優秀賞と称して300万円を支払った。
明らかに便宜供与であり贈収賄に相当する。
　こんな奴が「統合幕僚学校長」をやっていたのだから、空自隊員の考え方は、かなり偏ったものになってしまったことだろう。これからも、第２、第３の「死に神」が出ても不思議は無い。
以下は『防衛大学校 第１５期生の公式ホームページ』　http://15b-nakama.hp.infoseek.co.jp/index.html からの引用である。
なお、同HPには『個人利用目的での内容の転記、コピーは自由ですが、営利目的やマスコミ等での転用・利用は禁止致します。』と記載されている。本ブログは個人利用目的の転記である。念のため。

航空航空自衛隊を元気にする10の提言
本著は、統合幕僚学校長在任中に、これまでの部隊および航空幕僚監部における勤務を通じ感じていることを、自衛隊が元気になるための提言として航空自衛隊幹部学校幹部会発行の『鵬友』に発表した論文をまとめたものである。本提言は筆者の私見であり、中には同意できない提言もあるかもしれない。読者の皆さんには大いなる批判精神をもって読んで頂きたいと思う。
　これから部隊長等に配置される後輩諸君に限らず、皆さんの隊務運営上、何らかの参考になれば幸いである。

　　　　　平成16年9月吉日
　　　　　航空総隊司令官　空将　田母神　俊雄

筆者紹介：田母神　俊雄（たもがみ・としお）

　71年、防衛大学校(第15期)卒業。同年、航空自衛隊入隊。これまで、空幕業務計画班長、3空団基地業務群司令、空幕厚生課長、南混団幕僚長、6空団司令、空幕装備部長、統合幕僚学校長、航空総隊司令官など歴任。　H19.3から、航空幕僚僚長。

航空自衛隊を元気にする10の提言
発　行　：　あれでいいんだ同好会事務局
2004年7月22日初版発行
2004年9月30日第2版発行

ノボタン ／ オバマ勝つ！・・・世界はどこへ？

　　　【 ノボタン・・・リトルエンジェル 】


『ノボタン』と言うと、濃い紫の『紫紺野牡丹』を思い浮かべますが、こちらはカラフルな『リトルエンジェル』と言う種類です。
別名は『三色野牡丹』で、花の色が白と青紫のツートンカラーから、薄いピンク、濃いピンクと変化していきます。原生地は東南アジア・ブラジル。

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【　新しい米国・・・『 Cgange 』 に期待 !　】

オバマ候補が圧倒的大差で大統領選を制した。
それにしても大統領選の盛り上がりはすごい。
あの熱狂的なエネルギーはどこから来るのだろうか。
うらやましい限りだ。
　これから世界はどう「Change」のだろう。
いずれにしても、日本にとってはアゲンストだろう。
オバマ大統領にとってアジアにおける最重要国は日本ではなく中国だろう。　北朝鮮とも直接対話をするかもしれない。そのときのポイントは「核」であり、「拉致」ではない。日本も肝を据えてかからないと世界から取り残される。
一方マケイン氏は敗北宣言の中で『アメリカは今、困難な状況に直面している。これを乗り切るために、わたしはオバマ氏を全面的に支持したい。オバマ氏の当選を祝うとともに、党派の違いを乗り越え、この国の繁栄を取り戻していこう』と述べた。日本では、自民党が勝っても民主党が勝っても、このような敗北宣言は聞かれないだろう。

フジバカマ ／ 航空自衛隊を元気にする10の提言

　　 フジバカマ　／　航空自衛隊を元気にする10の提言

　【　フジバカマ　 】
　　
秋の七草の一つ、藤袴です。花の色が藤色で、花弁の形が袴のようなことからこの名前になったようですが、花弁の形が袴に似ているかどうか、はっきりしません。
平安時代の女性は、これを干した茎や葉っぱを水につけて髪を洗ったそうです。 また、防虫剤、芳香剤、お茶などにも利用されたようで、役に立つ植物だったようです。

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　【　航空自衛隊を元気にする10の提言・・・田母神　俊雄 （平成15年7月）　 】
「危ない子供の作文」を書いた田母神航空幕僚長のルーツをたどってみた。
『防衛大学校 第１５期生の公式ホームページ』に、『航空自衛隊を元気にする10の提言』と言う記事がある。その中に下記のような記述があるが、今回の民間懸賞論文への投稿のルーツはこの辺にあると思われる。
しかし彼は低脳ゆえ、『意見を述べる場』を間違った。
同時に、このような『危険な低脳児教育』してこなかった防衛省の責任も大きい。
制服組の人事には、背広組は口を挟めないらしい。そんなことで『文民統制』と言えるのだろうか?　根本的に間違っていると思う。

問題は自衛隊が歴史教育を正す運動をどう考えるかである。学校教育において日本の国の悪いところばかりを強調するような歴史教育が継続されることは、国家安全保障上重大な問題があるのではないか。
自衛隊はこれまで政治的活動に関与せずということを強く指導されてきたために部外において意思を表明する活動については極めて慎重な対応をしてきた。しかし気がついたら反日活動がこれほどにも進展している。これを認識すれば、今後はこれに負けない親日活動をするぐらいの心構えが必要である。従来のような慎重な対応に終始することなく、国の安全保障を担当する専門的見地から積極的に意見を述べるよう心がけるべきである。

アルプタス ／ 戦争とは？

　　 アルプタス　／　戦争とは？

　【　アルプタス　（イチゴの木）　 】
　　
アルプタスの花と実です。
花は白と薄い赤がありますが、実はイチゴのような赤い実がなります。
花の大きさは５ミリくらいで、鈴蘭のような感じです。
実の大きさは１センチ弱で、ヤマモモのような感じです。　
この実から『イチゴの木』とも呼ばれます。
食べたことがないので、美味しいのかどうかわかりません。
花は2008/10/31、実は2007/12/15、市内で撮影。

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　【　太平洋戦争に関するトピックス３件・・・横浜事件、沖縄戦、侵略戦争　 】


Victim of Atomic Bomb of Nagasaki
大村海軍病院にて。全身に大やけどをおった14歳の少女。
（この写真は著作権が消滅し、「パブリックドメイン」と言われています）

昨31日は太平洋戦争に係る大きな話題が３件も有った。

１．横浜事件再審開始
戦時下「共産党再建のために謀議を図った」と言う「横浜事件」の第４次再審請求に対し、横浜地裁は『特高警察の拷問などで自白の信用性に疑問が残る』と述べ、再審開始を認める決定を下した。捜査当局による「でっち上げ」だった疑いを強く指摘した。しかし第３次再審で「免訴」が確定しているので、今回の再審でも「免訴」にしかないらしい。「無罪」ではないのだ。

２．沖縄戦 集団自決に軍の関与を認める
大阪高裁でも「軍の関与」が認められた。
安倍政権の「戦後レジュームからの脱却」の下に、教科書検定に「安倍史観」を強く押し出したが、所詮世間では受け入れられなかった。（まだ最高裁が残っているのが心配）

３．太平洋戦争は「コミンテルンのわな」。侵略ではない
夕べ遅く、田母神俊雄航空幕僚長の「論文」なるものを読んだ。７千字程の「小論文」だ。
一読して、「論文」なんて呼べるものではないと感じた。
小生意気な中学３年生が、自分の良いように資料をつなぎ合わせた「作文」に過ぎない。
『実は蒋介石はコミンテルンに動かされていた』とか、『実はアメリカもコミンテルンに動かされていた』とか、全てをコミンテルンの画策とした上で、『我が国は蒋介石により日中戦争に引きずり込まれた被害者なのである』と断じている。
　彼は今年４月、名古屋高裁が「イラクでの空自活動は違憲」と断じたのに対し、『そんなの関係ねぇー』と笑い飛ばした「芸人」に過ぎない。
この時点で「田母神」ならぬ「死に神」は、航空幕僚長としての資質にかけていることは明白だった。
　その証拠に彼は「作文」の中で、

文明の利器である自動車や洗濯機やパソコンなどは放っておけばいつかは誰かが造る。
しかし人類の歴史の中で支配、被支配の関係は戦争によってのみ解決されてきた。

と書いている。要は「洗濯機」と「戦争」の区別さえできない「低脳児」なのだ。
　しかし、政府は前回の「芸人幕僚長発言」に何も言わず、今回も「解任」で「辞職」を認めるらしい。　
当然「懲戒免職」になってしかるべきなのに！。（退職金返せ）
　個人の史観としてはそれも結構。しかし「現役の航空幕僚長」だ。公私の別もわきまえられないような教育しか自衛隊ではなされていないことが明白。

なお、アパ・グループの体質から考えて、最初からこの種の「作文」を期待していたのだろうから「最優秀賞」を獲得して当然だろう。