Gamefish★Journal

このブログは釣りに関わる全てを言葉で伝えます。

面。

2006年07月25日 | Weblog
バスは自分に対して
「正面を向いている」カバーに
強く惹かれる。

例えば
垂直な橋げたや護岸壁。
人工物で均一な面で構成
されており、バスからみて
そこにあるものとして
認識しやすい。

対象物を認識できるということは
それに相対している自分の位置を
認識しやすいということ。
これが実は最も重要なのだ。
カバーに依存する魚種としての
根幹部分になる。

コウモリが発するソナーと似ていて、
反射してくる情報が確実なほど
その場所に依存する理由が膨らむ。

これがもし
凹凸の激しい岩盤や
それ自体の面積が小さいものだったとしたら
どうなるだろう?

単純に
バス自身を認識しうる反射されてくる
情報量が減り、不安を増大させる原因
しか作らないものになってしまう。

居付かず離れる、そういう
ピンポイントはコンタクトポイントに
なることはあっても
大型魚のステイには適さず、
フィーディングの場としても
不向きな条件として切り捨てられるだろう。

よくあるのが
枯れ枝が水に浸かっていて
そこでバスが釣れた場合、
「ああ、このカバーに付いていたバスだな」
と判断してしまうケース。

大切なのは枯れ枝そのものではなく、
それが乗っかっている「面」が
どれくらいの規模で
どのような質で
どちらを向いているか
をキッチリ観察することだ。

次のバスを狙うための
より大きい個体の動きを読むための
ハジメの一歩となる。


濁り。

2006年07月24日 | Weblog
大雨・増水への対処法を
いくつか知っていなければ、
コーヒー色の湖面を見ただけで
釣る気分は失せてしまう。

インレットに張り付いて
水が澄んでくるのを待ち続ける
ビギナーフィッシングでは
まんま教科書で効率が悪い。

制動がかかるポッパーで
岬を叩く。
岬はインレット以上に
水がよく動き
バスが上昇するのに適した
カケアガリがあるので
誘い出しやすい。

速めに連続したポッピングを
繰り返し、
活性の高い場を作っていく。
止めないのがキモ。

最近はポッパーを使いこなせる
アングラーが減ったから
練習がてら試してみるのがいい。

私はK-0ポッパーと
いったんを併用中、
いったんは強烈だ。



カバー依存。

2006年07月24日 | Weblog
いよいよ盛夏、
カバー撃ち用のタックルを
用意しなければならない。

日照はバスの動きを止める。
水深のある場所で
動いている水が触れるカバーが
あれば、その奥を狙う。

周囲からキッチリと攻めて
いくのではなく
今は奥の奥を直撃でいい。

そういう触れ方を繰り返しながら
その日有効なカバーを
絞り込んでいく。

強いカバーはストラクチャーの
一端を担い、バスが入り込んでくる
ルートを構成している。

全体像が見えれば
ディープのコンタクトエリアや
ステイエリアも見えてくる。

テキサスリグと
ラハジとダウンショット。
上手く使い分けてみよう。



アタリをつける。

2006年07月20日 | Weblog
ベアリングを持たないリールは
その回転のスムーズさを、
構成するパーツの組み合わせの
精度に頼る。

極端な話、
一度全バラして
再度組みなおすと
以前と異なる回転フィール、
いいかえれば
別のリールになる
こともある、ありうる。

今私の手にあるこのリール。
妙ななクセが
ついてしまっているが、
なんとか
生き返らせることはできないか。

そういうのが自宅の机のヨコには
ズラリと並んでいて、
今夜もまた静々と
作業を繰り返すことに。




3連休初日。

2006年07月15日 | Weblog
暑過ぎるのは仕方ないとして
このふたり、
どことなくバスを引き寄せない
オーラが漂っている。

それでも午前8時の時点で
ひとり10本を超えているのだから
和歌山はやはりパラダイス、
ひとにやさしいバスばかりだ。

明日以降、びっしりと
ガイド予定が。
楽しんでもらって
その上で
釣りを深く理解してもらえれば。

望むのはこの一点のみである。