蘇芳の空間

関心空間の備忘録(2016年10月まで)
よって、その部分の写真リンクは切れております。

神戸ポップカルチャーセッション2016

2016-11-28 15:55:40 | イベント
26日の土曜日のイベント、神谷明さんのトークショー目当てに行ってきました。

去年まではフェスティバルだったんですけど、
今年はセッションになってます。

でもって、規模が大分縮小されちゃってました。
鉄人のとこには何もないし
商店街には痛車とか出店みたいなのはなかったし
コスプレの人たちもちょっとしか見かけませんでした。
なんだかな~。
てなわけで、
今年は、地域人材支援センターこと、ふたば学舎のみでの開催となっております。

1階にいた怪獣。
 
「大災獣ニゲロン」
ご当地怪獣ムービーを目下製作中だそうで、横のテレビでムービーが流れておりました。

その横にいろんなプラモが展示されてたんですけど、

そこにいた鉄人のビフォー・アフター。

デジタル機器を使ってお絵かき体験ができるスペースもあったんですけど、
残念ながら埋まってて、誰も交代しそうになかったので、後ろで見学しながら、案内のお姉さんとちょっとおしゃべり。
昔は全部手で描いて、色塗って、トーン貼って、大変だったよね~ってな話をしてました(笑)

3階の講堂では怪談ラヂオの公開録音をやってたんで、外で待ち、終了後、空いてる席を探して突撃。
無事、真ん中あたりの席を確保できました。


さて、いよいよ神谷さんのトークショー。
急に椅子とお客が増えて、スタートです。

オープニングは、やっぱりバビル・ゲッター・ライディーンメドレー。
2列ほど前に座っていたお姉さんが超ノリノリでした(この方、終わるまでノリノリっ放しでした)

今回は特に朗読に力が入ってまして、「蜘蛛の糸」と東海林さだおさんのエッセーをいろんなBGMに合わせて読むという技を。
前にも聞いたことはあるんですけど、ロングバージョンをやってくださったんで、さらにおもしろかったです♪
普通に読むのから始まって、江戸っ子調、二枚目調、ホラー調、歌舞伎調、サスペンス調、
アンドレ調(だって「オスカル~」ってアドリブ入ってたんだもん)
落語調、日本昔話のおじいちゃん調(しかも入れ歯なし的なw)
ラジオ体操のナレーション調では「腕を前から挙げて~」とアドリブ入り(笑)
アメリカ人が日本語しゃべってる調、フランス人が日本語しゃべってる調などなど、
しまいにはお経調まで飛び出して、抱腹絶倒ものでした。

これ、実は同業者、つまり声優さんや役者さんに特に聞いてほしいとのことで、
同業者ならこれぐらい朝飯前にできないとダメなんだと。
前にもおっしゃってましたが、信長の「人間50年」ができないとか、民謡を知らないというのに加えて、
江戸弁を知らないから、「何だよぉ~」と語尾を上げてしゃべらないといけないのに、ただの「何だよ」になってしまうというような話をされてました。
要するに、面白みがないんだと。

そのせいなのか、
宮崎さんとか「君の名は。」とかで声優さんが使われていない。
だって、神木君、うまかったもん~、としみじみ。
自分も、好きに女の子1人キャスティングしていいよって言われたら、
清水富美加ちゃんとか土屋太鳳ちゃんとか志田未来ちゃんの名前を挙げちゃうもんと。

とかいいながら、大地監督と一緒にアニメつくってるそうで、
その主役は三森すずこさんだそうです(笑)
ポヨポヨつながりで、冗談から時代劇の「め江戸カフェ」ができたように新しいアニメもつくってるとか。
ちなみに主題歌は水木一郎さんにオファー済み。
ただ、歌詞に問題がちょっと(笑)
パイオツ云々はちょっとね~とアニキからNGが出たとか何とか。
アニキの歌うパイオツ、ちょっと聞いてみたい気もしますが(笑)

朗読はこれからも続けて、
BGMの種類をもっと増やして、曲の長さももっと短くして、読んでる自分が慌てる感じが出たら面白いんじゃないか、なんておっしゃってました。
貪欲だ~。
今年70歳になったなんて言って拍手もらってましたけど、とてもとてもそうは思えない~。

何年か前から、茶風林さんを誘って狂言を習ってるとも。
行きつけの店で狂言師の方(名前忘れた。もうお亡くなりになった方だそうですが)を紹介してもらって、
その場で弟子にしてくださいと頼んで教室に通わせてもらったそうで、
人とのつながりがいろいろ広がるという話もされてました。

東海林さだおさんとも面識がなかったんだけど、
フェイスブックで誰か知り合いいませんかと呼びかけたら、
ドーベルマン刑事(って、平松伸二先生だよね)の奥さん(安江うにさん)から連絡が入って、
そのおかげでご本人からエッセー朗読するのも快諾をもらえたそうな。
すごいなぁ、SNS。

そうそう、テアトルエコーの先輩方のお話もされてて、
休憩時間に若手が集まって銭形のとっつぁんこと納谷悟朗さんのモノマネをしてたとか、
山田康雄さんは全てがルパンで、真似しようにもできなかったとか、
でも、コナン・ルパンのアニメで、ルパンが化けた小五郎を演じるときに、ちょっと語尾に山田康雄さんを入れたりしてみたとか、
やりすぎて、「もうちょっと小五郎寄りにしてください」って注意されたとか、
自分がやった役の中に先輩たちのエッセンスがいろいろ入っているという話をされてました。

今の若い声優さんたちは、現場で先輩といっても上が35歳前後だったりするから、
そういう技の継承とかがね~とも。

若い時、いろいろ必殺技とか叫んだりする役で
テストの時から全力でやらなかったら怒る監督がいたとか、大変だった話もされてました。

合い間には、恒例の小五郎のおっちゃんの歌とか牛丼一筋~とかが入りまして、
ラストはキン肉マンメドレー。

あっという間の1時間30分のステージだったのでした。
神谷さん、楽しい時間をありがとうございました♪

この後、ラジメニアの公開生放送もあったんですけど、
今回はパスして帰りました。

で、帰り道の鉄人。

フラッシュなくても結構写ってますね(笑)

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2 コメント

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Unknown (スミツツキ)
2016-12-28 23:16:34
何だか貴重なお話が次々と(焦)
いいな〜朗読ロングバージョン聴きたいです。
80、90と続けて頂きたいものですね。
Unknown (蘇芳)
2016-12-29 01:21:02
スミツツキさま

本当に、いつ聞いても楽しいお話、すごいお話ばっかりです。
ライブでは長い朗読をしてるとおっしゃってました。
いつかフルバージョン聞いてみたいです。
ええ、もう100でも200でも続けていただきたいです。

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