今回は海外のトイガンカスタムのご紹介です。
チェコ共和国及びスロバキア共和国(旧チェコスロバキア)のアサルトライフルVz58は外見からAKクローンと
思われがちですが、じつは全くのオリジナルでAKのトイガンベースではカスタム化が難しい一品です。
しかし難しいものほど挑戦したいというのもマニアの常、海外のトイガンマニアによる電動Vz58の
作例がありました。
このVz58は実銃のパーツを流用して製作されています。
実銃のレシーバーはマルイのVer.3メカボックスを入れるには幅が狭いため、仕方なくAK47の
メタルレシーバーを使用しています。
そのためグリップ基部がAK47になっており、セレクターレバーの位置もVz58より高めに位置しています。
しかしどうやってVz58の独特な形状のグリップにVer.3のメカボックスを仕込んでいるのでしょうか?
答えは簡単、入らなかったのでグリップを割って幅を広げています。
そのためメカボックスの一部がこんにちはしてますw
製作者も一番悩んだらしいのですが、「入らないモノは仕方ない」と潔く解決しています。
私なら実物グリップを割ることができずに製作がストップしてしまうところです。
いくつかの妥協点はあるものの、実銃のイメージをよく再現した見事な仕上がりです。
最近は「ここが実銃通りにならないから」とやる前から投げだしがちな長モノのカスタムですが、こんなカスタムを
見るとまたやってみたくなってきます。
米国でもガンコントロールが厳しい州の住人だけでなく、我々と同じく趣味としてトイガンを楽しんでいるようです。
このVz58の作者のようにわざわざ実物の外装パーツでトイガンを作るという
贅沢なカスタムや日本じゃ考えられない突飛なカスタムがあったりで
面白いですよ。
貴重な実物パーツを使っても大胆な割り切りができるというところが
羨ましいところではありますが、私なら完成してから後悔しちゃいそうですw
というのが素直な感想です。
本物があるのに、トイガンで造りたいというがマニア的な発送が好きですw
入らなかったら割ってしまえ、飛び出すのも仕方が無いという割り切りが出来るのは、大陸的な大らかさなんでしょうかね~
このVz58の製作者の思い入れと柔軟さのバランス感覚を見習っていきたいものです。
ああ~やっぱりいいなあ~
このようなモデルは日本ではまず、作られないでしょうねえ。
ものすごぉぉくかっこいいと思んですが・・・。
画像の電動カスタム「vzこんにちは」を製作された方の思いが伝わってくるような素敵なトイガンです。
必ずしも実銃通りに製作しなくても、味わいや感情を感じることが出来る製品も良い物ですねえ、と妙に感心しました。