三年ぶり三度目の石巻旅
最初に桜を観たのは
夜行バスのトイレ休憩で最後に立ち寄ったインターで
鏡のそばに生けてあった桜
雨降りの夜空から数時間後
三年ぶりの石巻に到着したのは大安の朝6時ごろ
あいにくミルク色の空
3.11から2年3ヶ月経った日と同じに傘が活躍することになって
懐かしのロビーで夢の文字をパチリしつつ
前回はJulieライヴの寄り道で石巻に宿泊して
十五夜で秋のお月見だんごと一緒だったっけ
仙台ライヴ終えて帰宅したら雲に霞む中秋の名月
当日宿泊予定のホテル
6時半からの朝食風景は工事関係の作業服を着たひとでいっぱい
まだまだ復興途中の石巻を実感しつつ
イクラとか脂ののったふっくら鮭とかタラコとか
美味しいお米と美味しい味噌汁に夜行バスの疲れも癒されて
朝食を〆ながら
調べてきた仙石線の時刻でどっちを先にしようか思案したり
フロントでタクシー手配してもらって
すぐに
平日の朝の石巻、道路は渋滞
渋滞がなくなったら坂を上って懐かしの日和山
三度目の日和山は
2013年のときと同じく傘をさしてになって
鹿島御児神社(日和山神社)の階段
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最初にのぼった2013年のときの写真
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足元は散り時の風景
一度目の日和山は
私のルーツ探しを手伝ってくれた会長さんと桜模様の赤い傘さして てくてく
会長さん曰く桜の時期とツツジの時期は最高の眺めなんだけれどって
三年ぶり三度目にようやく桜の時期に来れて
三年ぶりの階段のぼったら、桜の風景に間に合って
◇ 標高60メートルの日和山公園
天気が良い日は、牡鹿半島や遠く松島や蔵王の山々などが見えて
桜はソメイヨシノ、シダレザクラ、ヤエザクラ、ヤマザクラなど約400本
今年は開花が一週間早くて散り時
桜越しの旧北上川河口付近の風景
2013年の風景から、少しずつ前に進んで
世界人類が平和でありますようにの文字越しに
日和大橋の向こうの太平洋をみつめて
太平洋をみつめる大鳥居
太平洋をみつめる大鳥居がかくれるほど咲いた白い花びらの枝垂れ桜
◇日和大橋
石巻工業港(石巻港)と石巻新漁港(石巻漁港)の間を結ぶ石巻河口橋
1979年に開通。全長は1.2キロメートルで、橋梁長は716.6メートル
雨降りの朝、日和大橋をくぐる船も見えて
二度目の2015年は初秋の空
大鳥居に虹色の光りがさしていたけれど
三度目は大鳥居をみつめる桜
鹿島御児神社(日和山神社)の階段の両脇に
石垣をはうように枝垂れている桜
足元は桜の絨毯