塾47同期会日記

同じ時間を共にした仲間との旧交を綴る
元塾生のための日記です

大江くん渾身の作品

2017年09月20日 | Weblog
礼拝堂での『音楽の時間』に戻ります。



礼拝堂での時間は、
大江くんの手に委ねられました。



最初は校歌。
あの空間に響く自分たちの歌声にすっぽりと包まれました。
「胎内」
すべての塾はもう現存しませんし、
聖山も変貌しています。
ただ、礼拝堂はあの場所にあります。
昔の雰囲気を損なわない程度の改修で、安堵しました。



さて、大江くんからのサプライズ!
それは、エアーパッキンで丁寧に包まれたCD。
昭和48年塾合唱発表会のライブ録音を中心に構成されたものでした。

昭和48年に大江くん自身が録音したカセットテープを
この夏に見つけたところから、
彼一人での労作は始まりました。
「やり始めたら次々と欲が出て来て…」と語った大江くん。
1枚のCDを作るはずが、なんと3枚組になってしまったと!



私は、昨夜、やっと聴く時間が持てたのですが、
音楽のCDというか、
ざわめきや、拍手や、指揮をする先輩への温かな野次もそっくり入ったドキュメンタリー。
進行役の福田くんの若々しい声。
いつもより少し平坦なイントネーションが彼の緊張の証しでしょうか。

そして、
学園の秋の気配や、一日の始まりと終わりを告げたあの太鼓の音も。
機材を抱え、その音を録音して歩く「当時の大江くんの姿」が見えてくるようです。

CDに添えられたリーフレットの最後には、
『追加で希望されるかもしれない人のために』と、
大江くん自身の連絡先がシッカリと書いてあります。
詳しい経過は、私が語るよりも、
大江くん本人の言葉で書かれたリーフレットをぜひぜひ読んで欲しいです。

すでに、CD追加の要望が寄せられているとのこと。
対応を相談中ですので、詳細は改めてお知らせしますね。