昭和雑貨屋ポップスバンドJukeBox

昭和雑貨屋ポップスバンドJukeBoxのブログ

楽器使い分けの愉しみ

2013-07-01 22:32:44 | 楽器あれこれ
学生時代から現在まで続けられている楽器は、ベースだけです。もちろん他にも色々できたらいいなぁなんて考えて他の楽器にも手を出そうとしたことはあるけど、結局はベースに戻ってきます。たった4本の弦の単純な楽器だけど、このパートが安定した演奏をしていないバンドは聴いていて気持ちがよくありません。
高校1年でクラスメイトとバンドを組もうという話になり、ジャンケンで負けてベースのポジションになったのがきっかけ。最初は近所の質屋で¥5,000のプレシジョンタイプを買いました。音は悪くなかったし、ベースを始めたばかりの私に低音の魅力を教えてくれた楽器です。が、やはり当時の¥5,000。ジャストの調律をした時、極端に言えばネック(棹)が弓のように撓っていて弦高のあることあること(笑)。しっかりと弦を押さえるトレーニングは、この時に培われたと思っています。
それ以降、いろんなバンドで弾く機会に恵まれて感じたこと。編成や各パートの個性ある音色に応じて、ベースも一本調子じゃ面白くないってことです。例えばトリオ編成のようなバンドでは、ギターの音域と重なり過ぎないぐらいメリハリがありながらもしっかり低音のでるフェンダー系。キーボードやコーラスが華やかな大所帯のバンドでは、しっかりと低音サポートをするギブソン系。またジャンルによってエレアコ・ベースも持ち出します。
こうした音の演出が功を奏し、「ベースっていいね」なんてコメントを聞かされようものなら飛び上がるほど嬉しい気持ちになります。
Jukeboxではメインにエピフォンのヴィオラ・ベース、サブでフェンダーのプレシジョン・ベースを弾いています。
掛け持ちバンドではまたメインが変わり、オールディーズではリッケンバッカーでサブがオリジナルのテレキャスター・ベース。クラシックポップスと70年代ディスコのバンドでは、フェンダーのプレシジョン・ベースにサブでオベイションのマグナム・ベースといった使い分けをしています。


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