

NHK-BSでの放送もあったが、所用でTV観戦出来ず。ダイジェストなどを後ほどチラッと確認した程度だが、前半は互角。後半はFC東京のペースだった模様。
それにしても、石川の好調ぶりはどこまで続くのだろうか。中盤で相手ボールをパスカットして小刻みな切り替えしドリブルで宮本を突破し、平山のシュートへと繋げた前半23分のプレイなどは、その片鱗を窺わせるのに充分なものだった。ゴールを決めたシュートも、ペナルティエリア外左から出された羽生の速めの真横のパスを自らシュートコースを開けるために大きめにトラップしてから振り抜くなど、推察力と洞察力がことのほか素晴らしい。
羽生は2アシスト。やはり、この選手が縦横無尽に動くことで、チーム全体の可動域も広く、頻度も高くなる。そして、米本や今野の頑張り。平山の献身的なくさび役。各自が意識を持ってプレイしているのが、随所に見て取れるようになってきた。
これでリーグ戦は3連勝。ナビスコ予選などの公式戦を含むと5連勝だ。勝ち点を25とし、5位にまで順位を上げたのだが、得失点差は-1。これは中位~下位はめまぐるしく変動する混戦に他ならず、1つ躓けば再び下位へと落ちる可能性が大いにあることを意味する。また連勝中の相手が中位~下位のチームだったということもある。この調子を持続し、川崎、鹿島などに対して同じような内容のプレイ、ゲームが出来た時にはじめて本物になったといえるのではないだろうか。
次はリーグ戦とナビスコ決勝トーナメント初戦で名古屋を相手とする。ここでしっかりと勝利をものにして、鹿島、新潟、川崎、浦和の上位勢に食らいつきたいところだ。
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カボレがゴールした後に見せた、こじんまりとしたカズダンスもどき。股間を押さえての天に人差し指突き出したパフォーマンスは、マイケル・ジャクソンに捧げたものだったんだろうかな。(笑)
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2009 J1 第16節
神戸 0(0-0、0-2)2 FC東京
【得点】
(東): 石川(後半5分)、カボレ(後半10分)
会場: ホームズスタジアム神戸
観客: 14,915人
≪STARTING LINE-UP≫
GK 20 権田修一
DF 25 徳永悠平
DF 04 ブルーノクアドロス
DF 06 今野泰幸
DF 05 長友佑都
MF 28 米本拓司 (→ 後半39分、金沢)
MF 10 梶山陽平
MF 18 石川直宏
MF 22 羽生直剛 (→ 後半28分、鈴木)
FW 09 カボレ (→ 後半33分、赤嶺)
FW 13 平山相太
≪SUBSTITUTION≫
GK 01 塩田仁史
DF 03 佐原秀樹
DF 33 椋原健太
MF 17 金沢浄
MF 27 田邉草民
MF 40 鈴木達也
FW 24 赤嶺真吾
≪MANAGER≫
城福浩