1997年10月「携帯哀歌」でセンセーショナルなデビューを飾った東京プリン。 プリンをかぶった破天荒な出で立ちと時代の風刺をふんだんに取り入れた楽曲で、音楽シーンにある種の衝撃を与えた。
ところが2010年、デビューから13年の月日が流れた彼らに残酷な現実が突きつけられる。 それはメンバー、牧野隆志に通告された病・・・「肺線がんステージ4」。 牧野氏は余命数年と言われた中、最期の最期までその病と懸命に闘った。 家族を守るという使命感に駆られる一方で、死の恐怖に怯えながら。
そしてこの心情こそ、アーティストとして世に問うべきメッセージではないかと気が付かされる。 今を生きる人たちが、誠実に実行しなければならない心構え。 これをなんとかして、世の人々に伝えたい。
その想いに賛同した仲間のアーティストたちが集い、「明日笑っていられるように」という、事実上「東京プリン」最後の作品が完成した。
<参加アーティスト(楽曲内歌唱順)> 伊藤洋介(東京プリン)、YU-KI(TRF)、持田香織(Every Little Thing)、 SOLIDEMO、AAA、倖田來未、misono、hitomi、Dream、沢尻エリカ、 伴都美子(Do As Infinity)、浜崎あゆみ、(Keyboards:小室哲哉) 作詞:伊藤洋介 作曲:伊藤洋介