岐阜県、長良川温泉の岐阜グランドホテルから深夜冷たい小雨を浴びながら歩いて約15分。ユニークなラーメン屋さんがあった。ユニークなのは店主の態度。おもしろいおやじだ。お店の名前は「ベトコンラーメン香楽」有名人も足を運んだ形跡有ります。意外と有名なのですね。「ベトコンラーメンの味噌レギュラー」をオーダーしたのですが、細麺の上にニラ+タマネギ+モヤシ炒めがのり、それもめちゃくちゃ多量の唐辛子が入っていて、辛党の人でないとまず全部平らげることは難しい。また大きなニンニクの固まりが４個入っている。寒空を歩いて冷え切った身体がみるみる汗だくになる。このベトコンラーメン、４人がオーダーして食べたが全部平らげたのは1人だけ・・それも気合いで。見た目よりとても辛いぞ。「ベトコン？なぜ？」おやじに聞いたらベトナム戦争での勇敢なるベトコン魂がたいそうお気に入りでお店の開業に合わせて名付けたとか？バイトで雇っている中国人留学生に塩３杯入れろ！とかいろいろ指示している割には、連れがオーダーした塩ラーメンのスープに全然塩気がない？？？おいおい塩を入れ忘れたんじゃない？・・・私とのしゃべりに夢中となり、おやじのチェックが甘かった。とにかく最初に私がベトナム話を持ちかけたからか、我々が食べている最中ずーーとおやじが得意そうにしゃべっていた。翌日は過剰な唐辛子摂取により連れの4人全員おしりが熱かったのは言うまでもない。
