ラジオ少年時代の思い出と・・・いま

現在50歳を越えるおじさんたちは、子供のころ拾ってきた廃品のテレビやラジオを直してあそんだ・・・・あぁ懐かしい

理科離れとラジオ少年 そして雑誌の廃刊

2012-04-10 | 雑誌、教科書、参考書など

理科離れとラジオ少年 そして雑誌の廃刊

最近のラジオとか携帯電話 興味があってフタを開けても“うわ~” “すごい”の一言でふたを閉めてしまうものばかり

私が子供の頃は、部品点数も少なく、機能も少なく フタをあければ興味がわいてくる。部品の交換も比較的簡単で、真空管のテレビやラジオなど 真空管そのものを入れ替えれば直ったり,色の変わっている抵抗など交換すれば修理が出来ていた。

近くにあったナショナルの店(今では家電量販店におされて姿を消したが)のおじさんは回路図や修理マニュアルを見ながら、テレビなどの修理を行っていた。中学の頃その店でアルバイトをしたことがあるが、店の奥には テレビの部品など置いてある。なにもパーツ屋さんに行かなくても、簡単なスイッチやラグ板、ラジオなどに使われている、抵抗、コンデンサーなど安く?譲ってくれた。壊れた部品を交換するにも、半田ごてを入れることが出来た。

表面実装

今の物ラジオなどふたを開けても、手を入れることが困難である。少しだけ表面実装を行っている会社で仕事をしたことがあるが、テープフィーダーに抵抗、コンデンサーなどのチップ部品がチップマウンターでマシンガンのように実装されている。慣れた人が部品の修正を行っているが、それなりの治具があって出来る。

理科の先生

理科好きな先生が少なくなり、理科が好きでない先生が教壇に立って理科を語っても、テストでいい点数は取れても生徒の理科に対する興味、関心が低くなっていると思う。当然“ゆとり教育”の影響は大である。

子供から理科の先生の話を聞いても、実験など上手でないみたいだ。

ある大学の先生がブログで語っておられました『理科離れが進む理由の一つは理科の先生が教えるのがヘタなせい。
理科が好きじゃない人に理科を教えられて理科が好きになる訳がない。
企業の研究所や事業所でモノづくりにかかわっている現場の人間に熱く語らせる事がもっとも効果的ですよ』

まさに、まさに そう思います。

ラジオ少年は

少ないお小遣いを貯め、拾ってきたラジオやテレビの部品から修理したり、別の物に作り替えたり、真空管で送信機など作った場合、試行錯誤が必要になる。“ラジオ少年”は試行錯誤を経験した人が多く、社会人になり、実験を主な仕事にしている人は、このような少年時代の経験は大切に思える。

雑誌も次から次へ廃刊これが悲しい。

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