ラジオ少年時代の思い出と・・・いま

現在50歳を越えるおじさんたちは、子供のころ拾ってきた廃品のテレビやラジオを直してあそんだ・・・・あぁ懐かしい

21MHz送信機とその後

2012-12-08 | アマチュア無線

開局し、21MHzにQRVを始めた頃、21MHzA3送信機を作った。

CQ誌やQSOをしたOMさんから資料をもらい、ありあわせの部品で(5級スーパーの部品)製作した。

当時の資料で回路図は・・Img637 Img638

買った部品は 21.200MHz?水晶 ジャンクで色々。

トヨムラ エアーダックスコイル(402042)はとても便利のよい商品だった。

Dscf6137 402042

そのほかにはこんな物もDsc00148

 

 

基本的には5級スーパーの改造品で進めました。

21MHzのクリスタルを使い42で発振、6Z-DH3AでAF 、終段は1625で42のハイシング変調

本当は1625でなく807がほしかったが、手元に無かった。

ヒーター電圧は 6.3Vと5Vを使い 11.3V(定格:12.6V)で使用した。

一番よい経験は、寄生振動である。

配線が完了し、確認のあといよいよ電源投入。パワー計(当時はSWR計と自作のダミーロード)が振れている。”出来たー”と喜んだが・・・真空管から紫の発光もしているではないか。

 おっと すぐに電源を切る。配線間違いがあると思い確認したが配線ではない。次にシールドの缶を大きくした。

水晶を入れていなくてもパワー計が振れている。もしかして、寄生振動?。あるときOMさんに聞き、1625のプレートにRFCを入れることを教えていただいた。

何とか電波が出るところまでたどり着いた。しかし、パワー計はあまり出ていない。

しばらくしていると、ファイナルが少し赤くなってきた。また電源を切り、OMさんに相談

タンク回路の見直しを行い、5,6W出るようになった。これ以上のパワーは5級スーパーのトランスであることから、ローカル局とのA3でのレポート交換(自作の送信機+TS-520の受信)で役目を終え、次のバージョンアップのため分解することにした。

A3の送信機からまた、5級スーパに(途中)

Dscf6075 Dscf6076

部品

Dscf6087 Dscf6088

 

21MHzA3送信機 2回目の変更点(新しく作る計画案)

 

VFOにする。ファイナルを807とする。 トランスの容量を大きくする。送信切り替えをシーメンスキーにする。)

Dscf6009 Dscf6010

そして、シールドにはピースの缶(私はタバコは吸いません。友人のスモーカーに頼んで、無理にピースを吸ってもらった。)を使う。        Dscf6008

肝心なVFOは3.5MHz?7MhzでOMさんに教えてもらい、丁寧に図面まで書いていただきました。  VFOの製作  

また、別のMOさんから、VFOを製作する場合、共振周波数 f = 1/(2π√LC) LとCの積だが、high-C、Low-Lで作る。それは、Lの温度変化の影響を少なくする。たそうで・・・・

7MHzのQSOでも多くのOMさんにお世話になった。

定電圧放電管 VR150 現在と違ってオークションなど無い。ジャンク屋さんに行って探すのみです。近くにジャンク屋があれば良いが、片道2時間と少し 滅多に行けない環境でした。

Dscf6136_3

残念ながら、部品もそこそこ、揃ったところで大阪への転勤が決まり、そのままになった。

中途半端な形で終わってますが・・部品など捨てることが出来なく、ガラクタばかりたまる一方です。

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