
生駒市の施設ではないが、老人の介護施設に行ってきました。改めて介護現場の厳しさを目の当たりにしました。その上のスタッフ不足。一体、この国はどうなってんのか?お年寄りに対しての福祉をどう考えているのか?頭の中を駆け巡る。金持ちも・貧乏人も・偉い人も、普通の人も(笑)有名な人も・名も無き人も平等に訪れる「老い」である。そして「死ぬ事」どんな人にも平等に訪れる。生まれてから必死で生きてきて歳を取る。当たり前の事だけど、それぞれの人生。この国は安心して歳を取れるんだろうか?歳を取る事と受けれる医療の格差が、そこにお金がまつわる。どんな人でも最低限の医療を受けれる。老人の医療になっているんだろうか?国民が期待した新しい民主政権も大はずれ(ーー)財源不足を大前提に、どんどんと老人への福祉・医療費が切られている。まるで「見ないふり」をしているように子供手当てばかりに力を入れ票の獲得しか考えていないのか?ちょっと前に放送されたNHKの「無縁社会」。放送を見て言葉を失う。大反響で再放送もされたが、ご覧になっていない方はYouTubeでも見れますのでご覧頂きたい。今年の流行語にもノミネートされた「無縁社会」まさに恐浮oえる内容だった。子供や親族がいながら独りで住む独居老人。地域とも係りもなく、一人で亡くなって行く現状。死後、かなりの日が経って発見さるのも少ないない。引取り者もなく行政によって埋葬される老人達。どんな国なのか?地域での独居老人の見守りも民生委員さんや自治会で行われてはいるが限界もある。地域との結びつきのない方の多さにも驚く。この国や地元の行政はどうなっているのか?そう思う。これから増加するばかりと言われる一人でお住まいの老人や老人だけの家庭。そこへ年金などの不安や保険料の負担の増加など老人への福祉に明るい話はない。せめて地域での見守りや誰でも、お金がない老人でも施設に入れる安心した老後を送れる事。最低限の国の役目ではないか?