被爆地・広島は今日、65回目の「原爆の日」を迎えました。爆心地近くの平和記念公園では平和記念式典が行われました。菅首相や被爆者、遺族ら約5万人が犠牲者の冥福を祈る式典でした。今年は国連事務総長として初めて潘基文事務総長が参列し、また原爆を投下したアメリカの代表としてルース駐日大使や核保有国の英仏の代表が初めて出席したとの事。広島市長は平和宣言で「地獄の苦悩を乗り越え、被爆者が発してきたメッセージは世界の行く手を照らしている」と述べ、核兵器廃絶の一日も早い実現を訴えました。潘基文事務総長やルース駐日大使や核保有国の代表が初めて参加した意義ある65回目の式典であったかと思います。この1年間に死亡が確認された広島での被爆者5501人だそうです。広島市によると、全国の被爆者数は今年3月末時点で22万7565人で、前年より8,004人減少。平均年齢も76,3歳と、0,4歳高齢化しているとの事です。戦没者名簿に記載された人数は今年を入れて死没者は26万9446人となったそうです。
65年前のアメリカの原爆投下。8月6日に広島上空に飛来したエノラゲイから投下された人類最初の原子爆弾が広島に投下されました。戦争を早期に終結させると言う大前提で民間人の頭の上に投下した原爆。広島では約14万人が亡くなったそうです。また8月9日に長崎に投下された原爆では約7,5万人が亡くなりました。65年前の暑い夏の事です。絶対に忘れたいけない日ではないでしょうか?段々と高齢化が進み先の戦争体験者が少なくなる中で、絶対に語り継がないといけない事だと思います。原爆投下がどんだけ悲惨な惨劇だったのか?なぜ、我々の頭の上に落としたのか?今の日本はしっかりと子供達に教えているのでしょうか?8月になると毎年考えてしまいます。世界で唯一の日本が堂々と力強く全世界へ核廃絶に向かう先導を切ってほしいと思います。
世界中が間違ったのか先の戦争。世界中で殺し合いが行われ日本も間違いました。先の戦争で日本人が兵員2,300,000人一般市民800,000人合計で300万人が亡くなったとされてます。他国に類を見ない犠牲が出た日本。戦後、すさまじい復興を果たしましたが果たして犠牲者の方々が喜ぶような国になったんでしょうか?確かにアメリカの核の傘に守られて平和な日本です。平和ボケした日本かも知れません。何もなかったかのように暮らす平和日本。世界で唯一の被爆国。決して忘れてはいけない8月ではないでしょうか?
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