安倍新政権・・・生活保護費の1割の削減に向かうようですが、仕方ないとしても、しっかりとその人の事を考えて対策をして頂きたいの願います。不正をする方は別として、みんな生活保護なんて基本的にもらいたくない・・・そう思っていると思います。しかしながらいろんな事情で仕事に就けない人が多い・・・・。
以前にも書きましたが、年末になると報道などで登場する西成は釜ヶ崎地区・・・我々以上に冷たい風が吹いているこの地域・・・
西成ジャズ!ご存知ですか??
「音」・・・人の数だけ音がある!そんな言葉が当てはまる!
釜ヶ崎の労働者が集まる立ち飲み屋で月に1回開かれている西成ジャズ!何らかのことで、この町に集まった人同士が酒を飲みながらジャズに身を任せる!!心地よい酒の酔いとジャズの酔い!!また!明日頑張ろうと言う気になる!ほんまに素晴らしい。音楽の原点だと思う。
西成釜ヶ崎地区の生活保護が大きな問題になったいる。しかしながら必死で自分で働いている方もたくさんいてる!!
労働者も高齢化が進み、その上の不景気で仕事もない・・・
ひと時のジャズ・・・そこには飾るものなど何もない・・・
ほんまの・・・ジャズ・・・ほんまの音楽やと思います。
以前の新聞記事・・・
大阪市西成区の釜ケ崎にある立ち飲み屋で、小刻みなドラムのリズムやベースの音が響きわたる。
地元育ちのミュージシャンらが奏でる「西成ジャズ」。訳あってこの街に流れてきた日雇い労働者らに、元気を与えている。
西成警察署から北へ約30メートル、簡易宿泊所(ドヤ)や飲食店が立ち並ぶ一角に創業半世紀の立ち飲み屋「難波屋」はある。店の奥の10畳ほどのスペースで毎週水曜日、ジャズライブが開かれている。ジャズ好きのマスター・筒井亘(わたる)さん(57)が5年前、店を改装したのをきっかけに始めた。
ビールケースに板を渡したテーブルに、ジョッキや小皿が並ぶ。終了後は客の間を小鍋が回る。「投げ銭」がチャージ代わりだ。
「ブラボー」。そう叫んだ男性(61)は「ジャズはよく知らんけどな」と、白い歯を見せた。愛媛県出身。25年前から釜ケ崎でドヤ暮らしをしながら建設現場を渡り歩く。「安く飲めて、いい音楽を聴ける。ここでストレス抜いて、朝起きてまたがんばるんや」 「ライブに救われた」と話す40代の男性も。10年ほど前に飲酒運転で死亡事故を起こし、2年間服役した。妻は出所を待っていてくれず、1人で釜ケ崎にやってきた。3年前、建設現場の同僚に連れられて難波屋に来て、熱い演奏に打たれた。「いつも元気をもらっている」
演奏するのは西成出身のドラマー・松田順司さん(50)を中心としたプロのミュージシャンたち。音楽に詳しくはないかもしれないが、盛り上がった時には心の底から楽しそうな表情を見せる釜ケ崎の労働者たちを前に「ごまかしがきかない。演奏する側が裸にされている感じ」と松田さん。
松田さん自身、貧しい家庭に育ち、高校時代にジャズと出会うまでは荒れた生活を送っていた。様々な仕事を経て、30代でようやくプロに。「音楽のおかげで道を踏み外さずにすんだ」。その音楽で誰かに勇気を与えたいという。
松田さんと共に演奏するミュージシャンたちも難波屋でのライブに病みつきになり、演奏するメンバーは35人ほどに増えた。「西成ジャズ」と銘打ち、開催場所は近くのおでん屋などにも広がり、一般の音楽ファンもかなり増えた。 松田さんは言う。「ジャズは、魂の叫びの表現。必死で毎日を生き、命と命がぶつかりあうようなこの街に、すごくマッチしている・・・・・
命と命がぶつかりあうような街・・・私にはすごい考えさせられる言葉です。西成では冬に何人もの方々、路上生活者が凍死します。この世の中で凍死です・・・ボランティア方々の炊き出しなどが行われて、毛布の配布なども行われていますが・・・どうにか?ならへんのか??そう思います。労働者の方々は怠け者が多い・・・柄がわるい・・・そんな言葉を一杯耳にしますが、間違いはない(;一_一)でも彼らも昔からそうだった訳でもなく、いつの間にか働く意欲も環境も失った人も多い・・・
難しい問題であるのは理解した上で、しっかりと行政がサメ[トして意欲が持てる社会になれば・・・そう思います。
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