言うまでもなく今日2月26日は・・・二・二六事件が起きた日です。
昭和11年(1936)2月26日、陸軍の皇道派青年将校が武力による政治改革を目ざして、下士官・兵を率いて起こしたクーデター事件です!内大臣斎藤実・蔵相高橋是清・教育総監渡辺錠太郎らを殺害、国会議事堂・首相官邸周辺を占領。翌日東京市に戒厳令が公布、29日鎮圧された事件です。将校の大半は死刑となり、統制派を中心とする軍部の発言権がいっそう強化されたきっかけとなりました。
1936年2月26日未明,皇道派青年将校22名が下士官・兵1400名余を率いて起こしたクーデタ。当時、陸軍はわかりやすく分けると「統制派」と「皇道派」に分かれていました。
「統制派」は東條英機などのちに戦争を戦っていく主力となる方たちですが、彼らはこの時すでに支那進出準備を進めていて、国家総動員の統制された高度国防国家を目指していました。これに対して「皇道派」は現状の日本の困窮状況を鑑みればとても支那との戦争などすべきではない。まして支那に手を出せば世界戦争に巻き込まれてしまう。日本は天皇陛下を中心にして国内を固め、支那では蒋介石とは手を握り、本当の敵であるソ連にこそしっかり守りを固めていくべきである!という考えです。そんな皇道派の若き将校達が起こしたのが二・二六事件・・・・
二・二六事件が起きたのは昭和11年2月26日です。盧溝橋事件は翌年の7月7日、そして8月13日に上海事変が起こり・・・支那事変と流れて行く日本。大東亜戦争となり日本は敗戦へと向かっていくことになります・・・。二・二六事件から日本は本格的な世界戦争に巻き込まれていくことになる・・・・日本にとっては大きな分岐点になる事件でした。
昨年戦後70年を迎えた日本!!しっかりと先の戦争を知って!二度とこんな悲しい事が起きないようにせんとあきませんね!!
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