96年の調査では、クサガメ358匹、イシガメ59匹、ミドリガメ78匹が見つかったほか、生態系や人に危害を及ぼすおそれがある「特定外来生物」のカミツキガメ1匹を確認(;一_一)北米原産で肉食の外来魚であるアリゲーターガー??も2匹も見つかったそうです。2004年にも目視と捕獲による調査が行われて!ミドリガメ196匹を確認(;一_一)クサガメは27匹・・・イシガメはわずか6匹と(+_+)勢力図が一変・・・。こらアカン(+_+)
今回の調査では、捕獲した生物をいったん奈良教育大付属小学校のプールに移して、池の清糟繧ノ元に戻すそうです。問題のミドリガメは駆除の方向も、殺生は問題があるとして神戸市須磨区の市立須磨海浜水族園に引き取ってもらうそうです。こうして在来種を保護する。外来種のペットを軽い気持ちで捨てると、本来あった生態系が破壊れてしまう・・・まさに猿沢池が示しています!!
この猿沢池・・・興福寺の放生会が行われる池。そもそも・・・猿沢池は興福寺の放生池でだそうです。毎年、興福寺が行う「放生会」の放生池として、天平21年(749年)に造られた人工池だそうです。ちなみに放生会とは、万物の生命をいつくしみ、捕らえられた生き物を野に放つという宗教的な儀式。たくさんの魚が池に放たれます。長年にわたり放生された魚がいて、猿沢池を表す「魚七分に水三分」と言われて奈良名所の伝説の多い池(^_^)/
