
昨日に行われた生駒市議会の12月の定例会。
生駒市が計画する生駒市立病院の事業会計予算案、指定管理者指定案、21年度一般会計補正予算が否決されました。ネット中継を見ておりましたが予想通り(笑)
反対討議では、病院設置の条例で病院事業推進委員会での答申が決まっているのに、正式な答申がないままに事業計画をを作成した事。過半数にあたる13名の議員による推進委員会の再開と正式な答申の上での計画策定を求めた申し入れ書を無視する形で市長が奈良県へ事前協議書を提出。医師会との関係改善が行われていない中での開設、山下市長の開設に向けた手法や指定管理者候補の実態への疑問などを反対討論で述べられた。
私も、その通りだと考えます。確かに委員会は正副委員長や医師会代表が辞任したりして休止状態で十分な答申が出せない状況であったと思いますが、市長は十分に審議されたとして強引に協議書を提出した。議員14名に連名の申し入れ書を無視しての提出であった。正に議会軽視だと思う。反対する議員さんの意見は、病院を作る事に反対ではなく、指定管理者を民間にする事。または徳州会への不信が反対の理由のようだ。
新聞によると、山下市長は反対した議員に不信感を表した上で、1月の生駒市長選で争点として生駒市民に新病院の建設の是非をあらためて問うとコメントしたらしい。
せっかく作る方向の生駒市立病院。開設申請は年度内との事だが、今一度、生駒市民にとって、市民が求める病院を考える必要があるのではないんか?作るだけで、良い病院など出来ない。地域の医療機関としっかりと連携してこその病院だとは思う。
来年の1月の市長選挙。病院セットが争点の一つとなるが、今一度最初から考えたいと思います。