情報設計のブログ

行ったところ、見たもの、感じたり、考えたことなど。

金沢・能登周遊1泊2日の旅──(2)

2015年09月27日 | 日記
 朝食前、ホテル近くの浜辺を歩く。バスは走行してないが、普通車は問題なく走っている。
 本日の最初の訪問地は、のと鉄道能登中島駅。この駅は、別名「演劇ロマン駅」だそうで、俳優・仲代達矢と関係深い、能登演劇堂が造られたことによるそうだ。また駅構内には全国に2両しかない郵便車「オユ10」が留置されている。
 ここから終点の穴水まで列車で移動。乗った車両は、「花咲くいろは」ラッピング車。東京生まれの女子高生が祖母の経営する温泉旅館で、アルバイトをしながら成長していく様を描いたアニメの舞台となったのが、能登なのだそうだ。
 穴水駅は、大相撲の遠藤関ブーム。
 昼食後、訪れたのは本家・上時国家(かみときくにけ)。祖先は、800年前に能登に流された大納言・平時忠、つまり平清盛の義弟、と伝えられ、その子「時国」を初代として現在で25代目という。江戸初期から300石の豪農として天領大庄屋を務め、江戸後期に21代当主が現在の巨大で格式高い屋敷を28年かけて建造し、現存する近世木造民家では最大級。
 次に訪れたのは、揚げ浜式塩田。塩田というと瀬戸内海や九州など南の海、というイメージだったが、日本海側の能登に古くからあるとは思わなかった。「まれ」の効果で、観光スポットになり、それまで減少するばかりだったが、新たに操業する塩田も現れという。
 この後、「日本の原風景」と呼ばれる白米千枚田(しろよねせんまいだ)、700年に建立された總持寺の祖院(明治になって横浜市鶴見に移転した後、祖院となる)を回り、帰路についた。
(写真左から)1/宿泊ホテル近くの千里浜。2/のと鉄道能登中島駅。3/能登中島駅に保存された郵便車。4/のと鉄道の「花咲くいろは」ラッピング車。5/穴水駅前には遠藤関ののぼりが林立。6/駅構内には遠藤関の立て看板。
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7/昼食のお弁当。8/本家上時国家の説明を聞く。9/重厚な彫刻が施された欄間。10/揚げ浜式塩田。桶に海水を入れて塩田へ運ぶ。11/海水を霧状に撒く。12/3種類の塩の味比べ。
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13/白米千枚田(しろよねせんまいだ)。14/総持寺祖院。15/左の古風な壁は祖院に離接する門前高校の塀。16/能登空港。17/空港にあったモニュメント。18/雲海に沈む夕陽。
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金沢・能登周遊1泊2日の旅──(1)

2015年09月26日 | 日記
 初めて北陸新幹線に乗った。東京から3時間20分で金沢に。金沢駅からバスで近江町市場に向かう。ちょうど昼時、30分待ちで、海鮮丼を食べることができた。食後、昔の街並みを残した「ひがし茶屋街」を散策。金箔の本場だけあって、箔座の黄金の蔵は渋く奥ゆかしく輝いていた。金沢城は、40年ほど前、訪れたことがあったが、当時は今のように整備されておらず、お堀と石川門だけあって、あとは原っぱだけだった気がする。
 千里浜なぎさドライブウェイは、波洗う海岸線を、大型の観光バスが舗装道路のようにスムーズに走行できるのには驚かされた。
(写真左から)1/北陸新幹線、東京駅入線。2/間もなく金沢。3/近江町市場。4/昼食の海鮮丼。5/海産物が新鮮で安い。6/ひがし茶屋街の蛍屋。
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7/箔座の黄金の蔵。8/金沢城石川門。9/金沢城橋爪橋。10/金沢城橋爪門。11/城内の色紙短冊積石垣。12/兼六園瓢池。
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13/バスも走れる千里浜なぎさドライブウェイ。14/夕食。
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