7月の手入れのポイント
・木の成長時期です。大切な葉が病害虫で落ちないよう、
予防的薬剤散布を定期的(10日から14日に一度)にします。
・ショートが出るように、カリ分の多い即効性の液肥を与えてみましょう。
ハイポネックス 微粉 6.5:6:19(カリ)
・枝を充実させるために、20日以降の蕾は、咲かせないように摘んでしまいましょう。
・HT,FL等ブッシュタイプのベーサルシュートの手入れを学びましょう。
・鉢植えの肥料やりも忘れずに。
・鉢植えの水遣が梅雨明け後、気になります。枯らさないように要注意です。
・ゴマダラカミキリムシを探しましょう。
・バラゾウムシは春だけでなく、卵が成虫になって、活動し始めています。
・シュートの先を、ヨトウムシ、ホソウビアシブトクチバなどに食べられないように、
気をつけましょう。
予防:スミチオンとかオルトランを地際や新芽の先のほうだけに局部散布するのも
有効です。
7月の手入れ
*病虫害の予防(薬剤散布は10日~14日に一度が目安、日中は高温のため
薬害が出るので夕方が良いでしょう。葉裏から90%)
・ハダニ、
茶褐色になった葉がみるみる広がって、落ちます。
ハダニは、高温、乾燥が大好きで、どんどん増えます。
予防&治療ー散水:水が嫌いなので、葉裏から水を掛けます。
但し、黒点病を蔓延させる危険性もあるので要注意です。
薬剤散布: バロック、オサダン、ダニトロン、ダニ太郎他。
2回以上同じ 薬を続けと耐性ができるので、3種類を交互に使用します。
・黒点病、黒班病、
葉に黒い点や班が現れ、葉が落ちる。潜伏期間が10日から14日くらい有ります。
予防1ーーー土を含んだ雨が跳ね返って、土が葉裏に付かないように、マルチングをする。
予防2ーーー黒点病の葉を見つけたら取り除く。
予防3ーーー夏は、ダコニールーでなく、オーソサイド80水和剤が良いです。
ダコニールは、薬害が出る可能性があるからです。
治療ーーーーサプロールやマネージ。治療しきれなくなったら、予防薬と一緒に散布します。
・うどん粉病
参考:野村和子様の管理しているバラ園では、トリフミン、カリグリーン、トップジンをローテーショウンで撒いるそうです。
週一回、完全になくなるまで。
*虫類
見つけて捕殺するのが一番です。
シュラブ、つる性が多い場合には、薬剤の助けを借りるのが有効です。
・ゴマダラカミキリムシ、
見つけて捕殺するのが一番効果的。でも安心は出来ません。
卵を捕まえたのが、産んだ後かも知れません。
株元等からおが屑状のものが出ていたら、スミチオン10倍液を、
スポイドで穴に注入する。
屑を発見し易いように、株元を綺麗に置く事を、お薦めします。
・ヨトウムシ、ホソウビアシブトクチバ、
シュートの美味しい先を食べてしまう、にっくきムシです。
予防として、シュートにスミチオンかオルトランを散布する。
・チョウレンジバチの幼虫、
群がっている葉を取るか、スミチオン、オルトランを散布する。
薬剤を掛ける前に、鳥が食べてくれると良いのですが!
・バラゾウムシ
新しく生まれたバラゾウムシが活躍しています。
予防的薬剤散布(スミチオン)をしておけば安心です。
・コガネムシ
出来るだけ退治した方が良いです。
木を揺すって落とすか、スミチオンを散布するか、何とか数を減らしたいです。
鉢の中に卵を産み付けられると、困ります。色々工夫してみてください。
卵が孵化する8月にオルトランを鉢に撒くのも有効です。
*2番花、咲いたら咲きがらを直ぐ取るようにします。
成長が早いので、花が小さく、また暑さや、雨で直ぐ終わってしまいます。
切花にして室内で楽しむ方が長持ちして、楽しめます。
*摘蕾、 木を成長させる為に、3番花の蕾を取って、養分が木に行くように します。
目安20日以降の蕾は取る(一般論)。 自分流で咲かせたい方は、ご自由に!
*シュート、今月、来月は新芽がどんどん成長します。ムシ類に折角の
伸びている新芽の先を食べられないようしたいものです。
シュートが出にくい株には、カリ分の多い肥料を施したり、
花を咲かせないで、切花にするのも良いでしょう。
・HT,FL等のブッシュタイプ。
クラウンから伸びたベーサルシュートは、クラウンから5枚葉が
5~6個付いている外芽の所でピンチ又はカットします。
HTは9月始め位まで3,4回ピンチします。
FLやORやERのブッシュタイプは、最初の1回だけピンチします。
ピンチする理由は、シュートを充実させて、秋に花を楽しむためです。
*施肥
・鉢植え: 置き肥を今月もします。カリ分の多い液肥も薄いのを、
一週間に一度程度施すと木の生長に効果があります。
・地植え:下旬から8月中旬に、夏の元肥(冬の半分程度)を株周りを軽く掘り起こして、堆肥と混ぜて施します。
秋の花を元気に咲かせるための肥料やりです。
・シュラブやつるやランブラーで3年以上経つ株には、少なめか、施さな くても 大丈夫です。又、余り伸びすぎて困るものには、
元肥を控えます。一季咲きの株にはやらない人が多いです。
*つる性の整枝
・シュートは、大切になるべく真直ぐ育てます。
・2年目の枝は、花が咲いた茎を生え際から5枚葉を2か3ツ
残して切ります。既に花がら摘みの時点で切っていればそのままでOK。
・3年目以上になる幹で、切れるものがあれば、ばっさり切りましょう。
・枝振りを見ながら、要らないと思う枝が有れば時期を問わず何時でも整理して、
伸びて欲しい枝の成長を助けます。
*水遣り
・鉢植え:水枯れをしないよう注意して下さい。
・地植え:新しく植えた苗には、根付きを良くするために、適宜与えた方が良いです。
3年以上地植えにしてある苗については、よほど日照りが続かなければ、
やらなくても大丈夫です。各家の環境により異なります。
*挿し木
・成長期です。色々挿し木して、バラを増やして見ましょう。
用土は、赤玉土の小粒、鹿沼土等がスタンダードです。
育てる場所は、半日陰が良く、水枯れに成らないようにケアーします。
試行錯誤を繰り返し、自分流のバラ育てを楽しんで下さい。
・木の成長時期です。大切な葉が病害虫で落ちないよう、
予防的薬剤散布を定期的(10日から14日に一度)にします。
・ショートが出るように、カリ分の多い即効性の液肥を与えてみましょう。
ハイポネックス 微粉 6.5:6:19(カリ)
・枝を充実させるために、20日以降の蕾は、咲かせないように摘んでしまいましょう。
・HT,FL等ブッシュタイプのベーサルシュートの手入れを学びましょう。
・鉢植えの肥料やりも忘れずに。
・鉢植えの水遣が梅雨明け後、気になります。枯らさないように要注意です。
・ゴマダラカミキリムシを探しましょう。
・バラゾウムシは春だけでなく、卵が成虫になって、活動し始めています。
・シュートの先を、ヨトウムシ、ホソウビアシブトクチバなどに食べられないように、
気をつけましょう。
予防:スミチオンとかオルトランを地際や新芽の先のほうだけに局部散布するのも
有効です。
7月の手入れ
*病虫害の予防(薬剤散布は10日~14日に一度が目安、日中は高温のため
薬害が出るので夕方が良いでしょう。葉裏から90%)
・ハダニ、
茶褐色になった葉がみるみる広がって、落ちます。
ハダニは、高温、乾燥が大好きで、どんどん増えます。
予防&治療ー散水:水が嫌いなので、葉裏から水を掛けます。
但し、黒点病を蔓延させる危険性もあるので要注意です。
薬剤散布: バロック、オサダン、ダニトロン、ダニ太郎他。
2回以上同じ 薬を続けと耐性ができるので、3種類を交互に使用します。
・黒点病、黒班病、
葉に黒い点や班が現れ、葉が落ちる。潜伏期間が10日から14日くらい有ります。
予防1ーーー土を含んだ雨が跳ね返って、土が葉裏に付かないように、マルチングをする。
予防2ーーー黒点病の葉を見つけたら取り除く。
予防3ーーー夏は、ダコニールーでなく、オーソサイド80水和剤が良いです。
ダコニールは、薬害が出る可能性があるからです。
治療ーーーーサプロールやマネージ。治療しきれなくなったら、予防薬と一緒に散布します。
・うどん粉病
参考:野村和子様の管理しているバラ園では、トリフミン、カリグリーン、トップジンをローテーショウンで撒いるそうです。
週一回、完全になくなるまで。
*虫類
見つけて捕殺するのが一番です。
シュラブ、つる性が多い場合には、薬剤の助けを借りるのが有効です。
・ゴマダラカミキリムシ、
見つけて捕殺するのが一番効果的。でも安心は出来ません。
卵を捕まえたのが、産んだ後かも知れません。
株元等からおが屑状のものが出ていたら、スミチオン10倍液を、
スポイドで穴に注入する。
屑を発見し易いように、株元を綺麗に置く事を、お薦めします。
・ヨトウムシ、ホソウビアシブトクチバ、
シュートの美味しい先を食べてしまう、にっくきムシです。
予防として、シュートにスミチオンかオルトランを散布する。
・チョウレンジバチの幼虫、
群がっている葉を取るか、スミチオン、オルトランを散布する。
薬剤を掛ける前に、鳥が食べてくれると良いのですが!
・バラゾウムシ
新しく生まれたバラゾウムシが活躍しています。
予防的薬剤散布(スミチオン)をしておけば安心です。
・コガネムシ
出来るだけ退治した方が良いです。
木を揺すって落とすか、スミチオンを散布するか、何とか数を減らしたいです。
鉢の中に卵を産み付けられると、困ります。色々工夫してみてください。
卵が孵化する8月にオルトランを鉢に撒くのも有効です。
*2番花、咲いたら咲きがらを直ぐ取るようにします。
成長が早いので、花が小さく、また暑さや、雨で直ぐ終わってしまいます。
切花にして室内で楽しむ方が長持ちして、楽しめます。
*摘蕾、 木を成長させる為に、3番花の蕾を取って、養分が木に行くように します。
目安20日以降の蕾は取る(一般論)。 自分流で咲かせたい方は、ご自由に!
*シュート、今月、来月は新芽がどんどん成長します。ムシ類に折角の
伸びている新芽の先を食べられないようしたいものです。
シュートが出にくい株には、カリ分の多い肥料を施したり、
花を咲かせないで、切花にするのも良いでしょう。
・HT,FL等のブッシュタイプ。
クラウンから伸びたベーサルシュートは、クラウンから5枚葉が
5~6個付いている外芽の所でピンチ又はカットします。
HTは9月始め位まで3,4回ピンチします。
FLやORやERのブッシュタイプは、最初の1回だけピンチします。
ピンチする理由は、シュートを充実させて、秋に花を楽しむためです。
*施肥
・鉢植え: 置き肥を今月もします。カリ分の多い液肥も薄いのを、
一週間に一度程度施すと木の生長に効果があります。
・地植え:下旬から8月中旬に、夏の元肥(冬の半分程度)を株周りを軽く掘り起こして、堆肥と混ぜて施します。
秋の花を元気に咲かせるための肥料やりです。
・シュラブやつるやランブラーで3年以上経つ株には、少なめか、施さな くても 大丈夫です。又、余り伸びすぎて困るものには、
元肥を控えます。一季咲きの株にはやらない人が多いです。
*つる性の整枝
・シュートは、大切になるべく真直ぐ育てます。
・2年目の枝は、花が咲いた茎を生え際から5枚葉を2か3ツ
残して切ります。既に花がら摘みの時点で切っていればそのままでOK。
・3年目以上になる幹で、切れるものがあれば、ばっさり切りましょう。
・枝振りを見ながら、要らないと思う枝が有れば時期を問わず何時でも整理して、
伸びて欲しい枝の成長を助けます。
*水遣り
・鉢植え:水枯れをしないよう注意して下さい。
・地植え:新しく植えた苗には、根付きを良くするために、適宜与えた方が良いです。
3年以上地植えにしてある苗については、よほど日照りが続かなければ、
やらなくても大丈夫です。各家の環境により異なります。
*挿し木
・成長期です。色々挿し木して、バラを増やして見ましょう。
用土は、赤玉土の小粒、鹿沼土等がスタンダードです。
育てる場所は、半日陰が良く、水枯れに成らないようにケアーします。
試行錯誤を繰り返し、自分流のバラ育てを楽しんで下さい。