徒然なる写真日記

趣味に関する事や、日々の中での出来事を脈絡もなく貼り付けていく絵日記帳ブログです

雲厳寺の紅葉

2013-12-12 02:52:06 | 2013栃木歳時記
11/13 11/21 旧黒羽町 雲厳寺


そろそろクリスマスのイルミネーションが目に付くようになってきました。
紅葉の記事を先にアップ・・
山の紅葉は終わったので、社寺の紅葉を撮りに行く。
京都にいた頃、紅葉の社寺めぐりをして写真に興味を持ったといっても過言ではない・・ 山のもみじでなく、社寺と一体になった紅葉だ。
社寺だけなく、完成された日本庭園の池、石、苔、燈篭、植栽。
京の庭師の世界に「不作為の作意」という言葉があるということだ。
何もしていないように見せて、実は全ては作為的に作り出せ、という意味。1200年の間に培われた美意識とそれを丁寧に守り続ける庭師の世界。侘び寂びを感じさせる秋の京の社寺紅葉は不作為の作意なのかもしれない・・
さてそんな風景を求めて、雲厳寺に。以前1度訪れただけだった。
紅葉の時期は初めて。観光寺院ではないので拝観料無し

寺の入り口近くの道路はもみじの大木がある


色つきは最盛期


10/13 寺の入り口はまだ色付きは早かった。朱色の橋は武茂(むも)川に架かる独木橋


橋のかかる武茂川周辺は雲厳寺原生林の保護区になっている


山門をくぐると釈迦堂
橋を渡って石段を登ると、正面に釈迦堂、獅子王殿が一直線に並ぶ代表的な伽藍配置となっています。


雲巌寺は、栃木県大田原市雲岩寺にある臨済宗妙心寺派の寺院。山号は東山。本尊は釈迦牟尼仏。開山は高峰顕日、
開基は叟元和尚。


臨済宗妙心寺派の名刹、雲巌寺は、筑前の聖福寺、越前の永平寺、紀州の興国寺と並んで、禅宗の日本四大道場と
呼ばれている。


雲巌寺は大治年間(1126年~1131年)に叟元和尚によって開基され、1283年(弘安6年)に時の執権・北条時宗を大檀那とし、高梨勝願法印の寄進のもと仏国国師によって開山されたといわれる。その後1578年(天正6年)に無住妙徳禅師が住職となった折に宗派を臨済宗妙心寺派とした。建築物は1590年(天正18年)の豊臣秀吉の小田原征伐の戦火で焼失するも数年後には再建され、またその後1847年(弘化4年)に火災に遭うも1849年(嘉永2年)に再建されている。1912年(大正元年)、築300年を超えた仏堂の改築工事が始まり、1922年(大正11年)に竣工した


ツツジやドウダンの庭がよく手入れされている


雲巌寺はまた、松尾芭蕉が奥の細道紀行で立ち寄った寺院としても知られ、寺域には当時の住職であった仏頂禅師と芭蕉の歌碑がある。歌碑には
竪横の五尺にたらぬ草の庵むすぶもくやし雨なかりせば (仏頂和尚)
木啄も庵はやぶらず夏木立 (芭蕉)
の句が刻まれている。なお、この歌碑は、1803年(享和3年)に建てられたものを、1879年(明治12年)に再建したものと謂われる。





鐘楼


裏門から参道を歩く








川沿いの参道は紅葉が見ごろだった


11/21 再訪時は色付きが進んでいた


















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