徒然なる写真日記

趣味に関する事や、日々の中での出来事を脈絡もなく貼り付けていく絵日記帳ブログです

西吾妻スノトレ

2008-12-14 00:07:18 | 登山・ハイキング
深雪を求めて、天元台にやってきました。
途中の栗子峠付近でも積雪はあまりなく、年内は雪は少ないのでしょう。
冬合宿メンバー4人中3人は2人がスノーシュー持参。自分はワカンのみ。
天元台スキー場最上部から西吾妻を目指します。
福島のグランデコスキー場側からは何度か行っているのですが、こちらからは初めて。
ロープウエー、リフト3本を乗り継ぎ、最上部へ。天候まあまあ、雪質はパウダー、積雪1m、最高な状態! スキーを持ってくればよかった。 ここは山スキーのツアーコースとしても有名なところ。

9:30 登山道取り付き。テレマーカーが4人ほど先行して登っていった


森林帯を中大てん目指して直登する。


つがの樹林帯。樹氷原が広がり、地形的にも平坦で変化に乏しいため、ガスに巻かれた場合、ルートファインディングが重要だ


10:30 中大てんピークを過ぎ広い平坦地に出る。この様な平坦地や緩やかな
上りではスノトレシューの方が、潜らないで行動が早いし、体力のロスも少ない


11:00 西吾妻の斜面を目指す


11:30 梵天岩。 ルートを確認する


西吾妻の樹氷原帯の登り。 2人のスピードに追いつけず、遅れ気味。木に近づくと所々吹き溜まりの落し穴があり、腰上まで潜る。 途中yj会長のMSRのライトニングアッセントというスノシューを貸してもらう。 上りではクライムサポート(靴の踵を乗せて角度を斜面に対しより水平に出来る)を使うと足首が楽。やはり沈み込む量がワカンより少なく楽。 飯豊の腰から胸までつかる深雪のシチュエーションではその威力は大きいだろう。行動時間の短縮、体力の温存という面でもメリットが。そういった状況の割合が長い工程のどのくらいを占めるか?であろう。稜線にでてからは風にたたかれたクラスト雪面ではアイゼン、ピッケルの世界だし。急登、急下降では難儀しそうだ。そしてその大きさ、重量はワカンの方が有利だし、構造の簡易さは使い勝手にごまかしが効く? そして何より3~4万のコストに食指がためらう・・  しかしワカンのような装着の面倒さ(寒いときにオーバー手袋外してバンド通すのが)から比べると
樹脂製のバンド止めは楽! ワカンもスキーのようなワンタッチ装着できないかな~ 
まあそうなると構造、重量、メンテなど別の問題が出てきて1長1短だしね



12:00 西吾妻山山頂 明確なピークでなく当然三角点など出てないからここらあたりかと。周りは樹氷。 もっと南の方に下れば避難小屋が見えたかも知れない


下山開始。中大てん方面の景色。風もなく、日が射してきた。


人形石から籐十朗にかけてのなだらかな尾根を前方に見る


西吾妻を振り返り仰ぎ見る


ノートラックのパフパフパウダー。天気最高、スキーで降りたら気持ちいだろう


帰りはスキー場ゲレンデの端っこを途中からワカンを外しつぼ脚で降りてきた
GPSのトラックデータを地図に展開した結果。




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