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Life Goes On

a small,good things

1000兆分の1の奇跡

2005-12-23 22:05:56 | Weblog
 これは実話だそうです。

 今から60年前のアメリカ。とある田舎町に小さな教会があった。ここでは毎週水曜日の夜に15名の信者が集まり聖歌隊として練習に励んでいた。彼らはとても熱心で、遅刻をするようなことは決してなかったそうだ。
 
 しかしある水曜日だけは少しだけ違っていた。主催の牧師は1時間前に教会へ入り、暖炉に火を入れから席を外した。
 聖歌隊のメンバーたちもその日に限っては、各々の事情があったようだ。一人は珍しく遅刻をしてしまい、その他、夕食後に転寝をし、今日に限って母親が起こすのを止めてしまったり、またいつもならすぐに片付くはずの宿題で一題だけどうしても解けない問題があり、悩ませているうちに時間を過ぎていたり、車が故障してしまったり、そんなこんなで約束の時間に誰一人として着く事が出来なかった。
 そしてメンバーが到着すると、教会が火事になっているではないか!

 「中にみんながいるのではないか?」と誰もが思っているうちに15人のメンバーが教会へ集まってきた。そう、全員が遅れてしまったのだ。

 「じゃ、牧師様は?」誰もが不安になってあたりを探していると門のあたりに呆然としている牧師の姿が。そう、牧師の懐中時計も10分ほど遅れていて難を逃れたのである。
 仮に一人が10回に一度、遅刻をしていたとしても、15人全員が遅刻する確立はなんと1000兆分の1・・・。アメリカ・ネブラスカ州ベアトリスで起きた不思議なお話でした。

 なぜに今頃か?というと、急に思い出したからです。クリスマスが近いし、そういう話でブログに載せたいなと思い・・。
 たしかこれってクリスマスの話じゃなかったっけ?と思い込んでいたら、この出来事が起きたのは1950年3月1日だそうです。思い込みって怖いです。
 
 これはもう10年(も続いているのか!?)くらい前に「アンビリーバボー」の初期に放映していた「奇跡のアンビリバボー」の一編。とても心に残っていて、後日、古本屋で本になった「アンビリバボー」の中にも掲載されていました。(もちろん購入)
 積極的に「奇跡」や「超常現象」を信じる「ムー」人ではないですが、すべてが「科学」で証明できるという大槻教授もまた哀しい。
 安易に奇跡とか、神のご加護で済ましがちですが、なんだかそういう時ってありますよね。ただの「偶然」かもしれないし、もしかしたら・・・?
 このくらいの「遊び」があってもいいですよね、この話、やっぱり好きだな。 
 


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