河崎純 Jun Kawasaki 音楽活動の記 

舞台活動予定、報告、雑文など

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河崎純 プロフィール

2011年09月02日 | 河崎純プロフィール
 
  河崎純(作曲、コントラバス、構成、演出)

1975生。早稲田大学第一文学部卒業。コントラバスを齋藤徹、吉澤元治に師事。自作、即興、編曲による無伴奏ソロ、主に舞台作品の音楽監督、構成,委嘱作品の作曲のほか主宰、参加アンサンブル多数。自身の演奏だけでなく、演劇・ダンス・音楽劇を中心にこれまで70本以上の舞台作品の音楽監督、作曲、演奏。演劇、ダンス、パフォーマンスなど舞台作品の構成、演出も行っている。主な作品に西川千麓「カミュー・クローデル」、ポルトB「ブレヒト演劇祭の約1時間20分」、静岡県舞台芸術センター(SPAC)「大人と子供によるハムレットマシーン」、江戸糸あやつり人形座「マダム・エドワルダ」など。ユニット普通劇場、企画朗読者in Kawaguchi音楽監督も務める。

2015年、シアターX音楽詩劇研究所主宰、講師としてシアターX タデウシュ・カントール生誕100年企画にて「捨て子たち 星たち」「終わりはいつも終わらないうちに終わっていく」の2作品を演出、作曲。2016年はシアターフェスティバル、音楽祭に招聘されアルメニア、ロシア公演。

 様々な演奏家、歌手、作曲家、俳優、演出家、ダンサー、詩人、美術家、パフォーマンスグループ、学生、地域コミュニティとの共同作業を行う。作曲、即興、音楽史、パフォーマンスなどのワークショップ、レクチャーもおこなっている。子供のためのワークショップも行うほか、2012年より立教大学文学文芸思想専修演習ゲストスピーカーとして発表公演の作、演出、音楽。2007年劇場シアターXと打落水狗で詩と音楽の「詩の通路」ゼミ、公演を企画、進行し、パフォーマンス企画、ワークショップ「いまからここで」を主宰。2007年より普通劇場音楽監督。2015年、シアターX音楽詩劇研究所主宰、講師。

 活動は、主に東京のほか日本各地、海外での演奏は、ポーランド、アメリカ、台湾、リトアニア、スコットランド、ロシア,フランス、スイス、ウクライナ、トルコ、エジプト、ハンガリー、ドイツ、リヒテンシュタイン,アルメニアで行った。構成、演出、音楽を担当したロシア人アーティストとの「砂の舞台」モスクワで発表。国際交流基金日本トルコ現代音楽公演「sound migration」に参加。2011年よりトルコの振付家アイディン・ティキャルと「db-ll-base」プロジェクト(kiki arts project制作 セゾン文化財団 アサヒビール芸術文化財団助成 )で、イスタンブール、東京などで公演。ドイツドレスデン交響楽団の新作音楽劇「デデコルクト」にソリストとして招聘され、ベルリンでの共同作業。2016年河崎純音楽詩劇プロジェクトでアルメニア、ロシアツアー「終わりは終わらないうちに終わっていく」(国際交流基金、東京都アーツカウンシル助成)で、アルメニアのパフォーミングアーツフェスティバルHIGEFEST14とモスクワの現代音楽祭で上演。

 演奏家としても、コントラバスソロ「震える石」の他、様々な形態のアンサンブルで演奏。'97よりミュージックグループ「ダた」に参加。'96-'01までバンド「マリア観音」にてライヴツアーCD製作。ほかに詩人原牧生とユニット「打落水狗」、ヴォーカリスト柴田暦とのデュオ「uni-marca」、即興音楽アソシエーション「EXIAS-J」、作曲家今井次郎、国広和毅との「aujourd'hui il fait beau」、ロシアアウトカーストの唄を歌う歌手石橋幸コンサート「私の庭」、トリスタン・ホンジンガー・ストリングカルテットなどでも活動。 録音はソロ作「左岸/右岸」、「ビオロギア」他。

1997
・「音の更地、空白、四角」 planB (高橋琢哉[g]との音楽水脈企画)スライド と即興演奏

1998
・商品劇場「マデュバイ小学校奪取」プロトシアター(音楽作曲担当。大岡淳 演出、H・シクスー作、演劇祭アジアミーツアジア98出品) 

2000
・千麗舞の夕「よだかの星」(演奏、作曲。日本舞踊 西川千麗 ポーランド、京都、 能舞台公演等)

2001
・「あらふあんのるふれんは断続的に氷原の上をたどってゆく」委嘱作曲(コントラバスソロ、デュオ)
・ダンサー、オガワ由香と、planB企画「音楽舞踊大網」に出品
・「よだかの星」再演(演奏、作曲。日本舞踊 西川千麗、でポーランド、能舞台公演等)
・「ペチカ」(音楽担当 ダンサー北山徹子、池田なお)

2002
・シアターX「教育の家第20号上演プロジェクト」ワークショップほか音楽監督 (演出 高山明)

2003
・千麗舞の夕「甲斐荘楠音 未完畜生塚」京都府民ホールアルティ作曲、演奏。(日本舞踊 西川千麗、宮下バレ?団)
・近藤秀秋(g)、豊住芳三郎(per)とのトリオで台北FORMOZDFESTIVAL出演
・PortB「ブレヒト演劇祭の約1時間20分」シアターX(音楽監督、作曲= アコーディオン、トロンボーン、薩摩琵琶、コントラバス 高山明構成、演出 ブレヒト演劇祭出品)
・打落水狗「教訓の再読 音楽と朗読による花田清輝」シアターX(音楽、作曲 ブレヒト演劇祭出品)
・EXIAS-J ニューヨーク他アメリカ東海岸ツアー

2004
・port+portail「凶暴な青 改訂版」シアタートラム(音楽監督、作曲=メゾソプラノ、韓国打楽器 演出 林未知 振付 キムミヤ)
・川口市環境科委嘱作曲「角笛と叫び」(作曲=ヴォーカル、アコーディオン  、テクスト ミッシェル・レリス)
・打落水狗「ロマンツェーロ」シアターX(構成、音楽=朗読とコントラバス、ギター ピアノ、フルート、ソプラノサックス 詩 原牧生)
・西川千麗「カミュ・クローデル」京都府民ホール(作曲 ギター、尺八、コントラバス)
・EXIAS-Jで ロシア(ペテルブルク、モスクワ、アルハンゲリスク) 、リトアニア(ヴィリニュス)にてアルハンゲリスクjazzフェスティヴァル,実験音楽祭に出演
・シアターXシアターコレクティブ「溺れる市民 東京のフェルディドルケ」 (音楽監督、作曲=アルト、クラリネット、韓国打楽 器、エレクトロニクス、 コントラバス 演出 林未知 作 島田雅彦 ゴンブロビッチ生誕100年祭出品)
・スコットランド グラスゴー、フェスティヴァルINSTAL出演
・日本舞踊 蕾の会「明治大正ノスタルジー」京都芸術センター(作曲=エレキギター、コントラバス)
・桐朋学園演劇科試演会「コンベヤーは止まらない」(音楽担当、演出 大岡淳 作 八木柊一郎)

2005
・port+portail「あ。」(コントラバスソロ ダンス キムミヤ)横浜 stスポットダンスラボ5ー20#17出品)
・委嘱作曲『KNOTS』(4奏者のための ピアノ4手連弾、コントラバス連弾、メゾソプラノ)
・コンサートシリーズ「声の漬け物」谷川雁×武満徹 企画構成、谷川雁のテクストによるシアターピース作曲(メゾソプラノ、アルト、クラリネット、ピアノ、コントラバス、パフォーマンス作成 大岡淳)
・時々自動「ライトロジー」出演
・イヴェント「テクストの祝祭日」出品 坂口安吾作「私は海をだきしめていたい」
  横光利一作「幸福を計る機械」(演出 大岡淳)の・音楽を担当(コントラバスソロ)

2006
・河合塾コスモ パフォーミングアーツへの招待ゼミ「いちばん小さな海」詩の朗読パフォーマンス
・北区北とぴあNPOプラザ 北区高校生による「グスコーブドリの伝記 農民芸術概論」(宮澤賢治)ほか2作品音楽監督
・シアターX 詩の通路シリーズ企画 公演(巻上公一、多和田葉子、高橋悠治、打落水狗、河崎純、ゼミ生発表)、ゼミ講師(打落水狗=河崎純、原牧生) 
・詩の通路公演第1回「あとからうまれるひとびとに 声の漬け物2 ブレヒト」シアターX構成、作曲、音楽監督
・日本チャップリン協会シンポジウム「コンサート現代音楽編」京都元立誠小講堂 に3曲作編曲
・詩の通路公演第3回「Are you sure?」シアターX(構成、作曲)
・東京北区 高校演劇団公演「わすれもの」北とぴあ 音楽監督
・port+portaill「コッペリア」横浜BANKART,音楽監督

2007
・河合塾コスモ パフォーミングアーツへの招待ゼミ 演劇「花」(松本大洋)作曲、音楽
・千麗舞の夕 西川千麗「カミュ・クローデル」京都、ローザンヌ、パリ公演 作曲、音楽
・普通劇場「叙情×異化=革命」(演出家大岡淳と音楽家河崎純によるこれまでの全仕事)
・詩の通路公演第6回 詩の通路ゼミ発表公演「multilogue」構成  シアターX
・朗読音楽パフォーマンス「いまからここで」vol.1 (構成、演出)ゲスト中谷達也(per)
・委嘱作曲 千麗舞わない夕、照明と音楽 ミヒャエルエ・エンデのモモ「円形劇場または広場にて」(メゾソプラノ、トランペット、コントラバス、打楽器)京 都千麗舞山荘
・「いまからここで」vol.2  ゲストManuel Bienvenu(singer) from French
・モルタル劇場「火刑台上のジャンヌダルク 川口」川口アートファクトリー 音楽監督(作、演出今井尋也)

2008
・「いまからここで」vol.3、vol.4「ROLEPLAY」構成,作曲(声、ピアノ、鼓、コントラバス)
・UNI-MARCA アサヒロビーコンサート、アートスクエアトークイヴェント「ashita cafe」聴き手 小沼純一(音楽批評)
・「まとう」イヴェントWINDSCAFE出品(ダンス 野口雅子)
・「いまからここで」vol,5 構成、演出、作曲
・静岡県袋井市月見の里学遊館アートスクール音楽クラス講師 
・「シベリヤの道化師」(石原吉郎)袋井月見の里学遊館(演出 大岡淳 美術 村松正之 ダンス 石橋愛子)
・国際交流基金主催 グループBAKK(薩摩琵琶、笙、コントラバス、ギター) ロシア東欧公演 ロシア、ウクライナ、リトアニア 
・モルタル劇場「火刑台のジャンヌダルク2008」川口市 荒川鋳造工場  音楽監督
・静岡舞台芸術センターSPAC 秋の芸術祭「大人と子供のためのハムレットマシーン」(ハイナー・ミュラー演出大岡淳)音楽監督

2009
・自主企画マンスリーコントラバスソロ「震える石」開始
・ダンサー多田汐里とデュオで イヴェントWINDSCAFEに新作発表
・県立神奈川近代文学館 森鴎外展のガイド映像の音楽(コントラバスソロ)
・演劇「夜合樹 雨絵巻篇」(作、演出 北川原梓)下北沢シアター711作曲(アコーディオン、コントラバス)
・WWfes(Body art laboratory 主催)ラボに演出家岸井大輔、ダンサー山崎広太らと出品
・創作オペラ「人形人間オペラ コード.テト」(メガロシアター 演出 今井尋也)作曲、音楽監督
・市民オペラ「万歳 横浜」赤レンガホール( Y150横浜911シアタープロジェクト 市民参加オペラ 演出 今井尋也)作曲、音楽監督
・イヴェントMIXNIA出品「六白金星」(作 織田作之助 演出大岡淳)音楽
・「震える石」つくば公演

2010
・岩手県盛岡市で作曲ワークショップとワークショップ公演
・モスクワで新作「砂の舞台」構成、演出、作曲(ダンス=アリーナ・ミハイロワ、コントラバス=ウラジミール・ボルコフ、トランペット=アントン・シラエフ)発表 国際交流基金モスクワ主催
・モスクワ ユーゴザパト劇場でロシアアウトカーストの唄 石橋幸コンサートに参加。
・「砂の舞台 東京」シリーズ開始 構成、演出 ダンス、朗読、音楽による
・WWfesラボに俳優山懸太一(チェルフィッチュ)、ダンサー西村美奈、照明家中山奈美(文学座)と出品
・国際交流基金主催日本トルコ現代音楽共同制作「sound migration」に参加。イスタンブールにて制作、イスタンブール、イズミル、カイロ、ブダペスト(ギター=シェフケット・アクンジュ ムーブメント=美加理 声=サーデット・チュルコフ 声、ギター、パーカッション=国広和毅)
・ソロコントラバス「震える石」盛岡公演

2011
・ダンサー三浦宏予と新作発表 SY PROJECT presents「フレーム!フレーム!」出品 ギャラリールデコ
・日本トルコ現代音楽共同制作「sound migration」日本公演 東京芸術見本市出品
・河合塾コスモ パフォーミングアーツへの招待 演劇「弱法師」(演出 大岡淳 作 三島由紀夫)の音楽担当
・「いまからここで6 ロシアより作曲家アレクセイ・アイギ(国際交流基金招聘)を迎えて」構成、作曲
・ソロコントラバス「震える石」博多公演
・朗読劇「刺青」(谷崎潤一郎)「一千一秒物語」(稲垣足穂)音楽(コントラバスソロ)
・アイディン・テキャル(振り付け)「db=II=base」創作のためイスタンブールに滞在
・河崎純 博多 2days 西日本ツアー ソロ、ダンサー新部健太郎、大内田早穂との共同作業
・「ロシアから即興の風が吹いてくる」セルゲイ・レートフ from Russia 新潟公演
・いまからここで7「into ソゴモンソゴモニアン」(オシップ・マンデリシュターム「アルメニア詩編」より)構成 ゲスト セルゲイ・レートフ
・普通劇場公演「じぱんぐ零年」(大岡淳演出)音楽担当

2012

・立教大学文学部ゲストスピーカー
・立教大学文学部演習発表 パフォーマンス「我牢獄」(北村透谷)「春と修羅」(宮沢賢治)の演出、構成、音楽
・アイディン・テキャル(振り付け)「db=II=base」音楽、パフォーマンスでトルコ イスタンブールAKBANK JAZZフェスティバルに出品(セゾン文化財団、アサヒビール 助成)
・川口市美術館アトリア「海のライン」ワークショップ
・「エアロヨガフェスティバル」の音楽担当
・「響きプロジェクト」ワークショップ ロシアの作曲家アレクセイ・アイギを迎えて
・新作「誰が歌うの? 歌のない10章」(薩摩琵琶、25絃、コントラバス)
・江戸糸操り人形座、普通劇場「ジョルジュ・バタイユ降霊祭」音楽担当
・朗読劇「夜仰向けにされて」(フリオ・コルタサル)音楽担当 (コントラバスソロ)
・朗読パフォーマンス カフカ「判決」「歌姫ヨゼフィーネ、あるいは二十日鼠族」残雪「山の上の小屋」 音楽
・自主企画 小沢あき、河崎純「ブレヒトとロルカ」シリーズ開始

2013
・国語専科教室音楽ワークショップ講師「沈黙のためのエチュード」
・立教大学文学部後期発表「人間の悲劇no2」(金子光晴)演出、構成、音楽
・アイディン・テキャル(振り付け)「db=II=base」東京、横浜公演(東京芸術見本市TPAM出品(セゾン文化財団、アサヒビール 助成)
・江戸糸あやつり人形座ジョルジュ・バタイユ「マダム・エドワルダ 君と俺との唯物論」(大岡淳演出)音楽担当
・日本舞踊「千麗舞わない夕べ 或る日のルソー~「孤独な散歩者の夢想」より~」(西川千麗構成)音楽担当
・立教大学文学部前期発表「歌と朗読、パフォーマンスによる法廷劇 ブレヒトオラトリオ」演出、構成、音楽
・ソロCD「biologia」発売記念コンサート
・小林嵯峨舞踏公演「短夜」独奏で音楽担当
・Bfrec ワークショップシリーズ「響きプロジェクト」講師
・立教大学文学部外部発表公演「ブレヒトオラトリオ」演出、構成、音楽
・ブレヒトとロルカ劇場版公演
・Yプロジェクト音楽劇「地獄門」音楽監督
・エイブルフレンドフェスティバル ダンス矢萩竜太郎 音楽 河崎純
・khkhs 「momotaro」(原作 芥川龍之介 桃太郎)(森下スタジオ)


2014
・立教大学後期演習発表「アウステルリッツ フラグメンツ」(原作W・Gゼーバルト)演出、脚本、作曲
・Yプロジェクト音楽劇「続 地獄門」音楽監督
・Marc Sinan /ドレスデン交響楽団 「dedekorukuto」ドレスデン、ベルリン公演 ソリスト
・朗読者in Kawaguchi 音楽監督
・ブレヒトとロルカ「アンダハレオ歌ってください」(構成)
・Bfrec 暗闇のワークショップ
・楽道庵ダンサーのためのワークショップシリーズ 
・朗読者in Kawaguchi「件」(内田百)作曲(ヴァイオリン独奏)
・ブレヒトとロルカ つくばワークショップコンサート
・立教大学文学部前期発表「かもめ 悲劇」(チェホフ「かもめ 喜劇」パウル・ツェランの詩による)(構成、演出、音楽)
・ひめらしゃ塾公演「道成寺」音楽
・エアロヨガ/響きプロジェクト 空中劇「空に沈む 海に浮かぶ」(構成、演出、音楽)
・立教大学文学部 演習外部公演「交響曲第16番かもめ 悲劇」(作、構成、演出、音楽)
・朗読者in Kwaguchi 「冷めない紅茶」(音楽監督 作曲 フルート コントラバス)
・朗読者「羅生門」「蜘蛛の糸」 
・Marc Sinan /ドレスデン交響楽団 「dedekorukuto」(ソリスト) リヒテンシュタイン、ドイツツアー レコーディング
・khkhs 「続 momotaro」(原作 芥川龍之介 桃太郎)(森下スタジオ) 
・石橋幸 紀伊国屋ホールコンサート ロシア アウトカーストの歌「僕の呼ぶ声」(構成、音楽監督)
・西川千麗3回忌 衣装 美術展 京都芸術センター オープニングコンサート(コントラバスソロ) 
・エアロヨガ/響きプロジェクト 空中活劇「tenjik tenjik」(作、演出、音楽 原作 西遊記)  
・楽道庵 河崎純ダンスワークショップ公演「アウステルリッツフラグメンツ あるいは世の終わりのための四重奏曲」(作 構成 演出 音楽(原作W・Gゼーバルト パウル・ツェラン)

2015
・立教大学後期演習発表「旅芸人の帰還 」(作、構成、演出、音楽)原作 近松門左衛門 「心中天網島」ブルーノ・シュルツ
・朗読者in Kwaguchi 「刺青」(谷崎潤一郎 音楽 コントラバスソロ)
・エアリアルシルク/コントラバス(振り付け 石橋愛子 音楽 河崎純)
・Yプロジェクト音楽劇「愛の門」音楽監督、作曲(合唱、尺八、25絃、フルート、ギター、和太鼓、小鼓、ヴォイス、コントラバス)
・Bfrec 暗闇のワークショップ
・両国シアターX音楽詩劇研究所主宰
・音楽詩劇研究所第一回公演「捨て子たち星たち」(演出、作曲)/ロネン・シャピラ(イスラエル)
・響宴ロウドクシャ ―生け贄夜話―「五感のアステカ」音楽
・立教大学文学部 前期演習発表「橋づくし」(三島由紀夫「橋づくし」ベルトルト・ブレヒト「小市民の七つの大罪」による)(演出、作曲)
・立教大学文学部演習公演 「橋づくしだよ! 歌合戦」(近松門左衛門 ホメロス、カフカ ブレヒト) 演出、作曲、脚本
・エアロヨガ/響きプロジェクト「深海と音」 演出 音楽監督
・石橋幸 紀伊国屋ホール (音楽監督) 第一部「友よ、さすらへる者たちよ」(演出)
・きがわりをきがえる インスタレーション (音楽)(文化庁 平成27年度 地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業)
・シアターX タデウシュ・カントール生誕100年 音楽詩劇研究所「捨て子たち星たち」 (演出、作曲)
・シアターX タデウシュ・カントール生誕100年 音楽詩劇研究所新作「終わりはいつも終わらないうちに終わっていく」(演出、作曲)
・バスクの小説家キルメン・ウリベとの朗読コラボレーション(菅啓次郎、金子雄生、三木聖香)
・エアロヨガ/響きプロジェクト 空中活劇「西遊記2」(作、演出、音楽 原作 西遊記、中島敦)  
  
2016
・立教大学後期演習発表「コニーアイランドベイビーズ」(作、構成、演出、音楽)
・土方巽1960 しずかな家Ⅱ 出品 朗読者『件』内田百(音楽 作曲)
・表相標本箱Ⅱ 舞踏作品「死の棘」(音楽 パフォーマンス)
・「ギンズバーグとロルカ 詩と音楽の夕べ」
・Ayumi Paul(from germany) Violin and Sound performance 劇場公演(プロデュース 構成、作曲) 
・海老沢栄プロデュース公演 糸操り人形 実験劇 vol. 1 『冥途』内田百(音楽)
・立教大学前期演習発表「終わりはいつも終わらないうちに終わっていく」(作、構成、演出、音楽)
・楽道庵 河崎純音楽詩劇研究所ワークショップショーイング「古譚」中島敦(構成、演出、音楽)
・楽道庵 河崎純音楽詩劇研究所ワークショップ 立教大学文学部演習外部発表 「古譚」中島敦(構成、演出、音楽)
・河崎純音楽詩劇研究所プロデユース from トルコ 2daysコンサート(プロデユース)
・河崎純 音楽詩劇公演プロジェクト「終わりはいつも終わらないうちに終わっていく」(演出 構成 音楽)アルメニア&ロシアツアー 2016(国際交流基金 、アーツカウンシル東京助成)
・石橋幸 紀伊国屋ホール (音楽監督) 第一部「孤独」(演出)
・朗読者 in KAMAKURA Vol.2 ~第十一回鎌倉芸術祭参加企画「鏡花語り 清方描く ―ふたりの鎌倉物語―」(音楽監督、作曲)
・「ブレヒトオラトリオ2016」(構成、作曲)
・「西遊記を聴く、ワルツを踊る」(構成 音楽)

2017 
・立教大学後期演習発表「ポラーノの広場」(宮沢賢治)(構成、演出、音楽)

・河崎純音楽詩劇研究所ワークショップ 立教大学文学部演習外部発表 「和人のユーカラ/楢山節考」(深沢七郎)(構成、演出、音楽)
・「牛久きおくうた」慶應大学ABR(演出、作曲)  2017年度 日本演劇学会 全国大会
・河崎純 音楽詩劇研究所 バイカル・黒海プロジェクト(イルクーツク、ブリヤート共和国、イスタンブール、オデッサ、東京公演)







A Japanese contrabass player and composer, Kawasaki is highly esteemed especially in his improvisational performance which is seemingly scooped out of his inner self.

Born in Tokyo ,1975, he studied contrabass under Tetsu Saito and Motoharu Yoshizawa while in university. He has performed with many distinguished musicians in and out of Japan.

Kawasaki has also composed and performed extensively for theater ,dance and Buto about 50 pieces. His major works include music for Camille Claudel,Kenji Miyazawa and Jean-Jacques Rousseau(a dance piece conceived and choreographed by Senrei Nishikawa, a traditional Japanese dancer), About 1hr. 20min. on Oct. 1 &2 in Brecht Festival (Japanese theatre company, Port B), Hamlet Machine (Heiner Müller) by Adults and Children (produced by SPAC Shizuoka Performing Arts Center in Japan), Madam Edwarda( George Bataille by Japanese traditional Marionette Theater Edo Ito Ayatsuri) .He is also a music director for a unique theatre company, Futsu Gekijo (Ordinaly theater) in Tokyo. He has made many theater musics especially about Bertort Brecht,Samuel Becket and Garcia Lorca . He started Brecht/Lorca project since 2012.

2012,13 Kawasaki collaborated with Turkish choreographer Aydin Teker , and made "db-ll-bass ― sound, body, and instrument" db-ll-bass is an attempt to construct a new creative sphere of performance, by reexamining the historical relationship between the body and a musical instrument ― the contrabass ― and extending both performance possibilities to the other. The piece was premiered in Istanbul, Turkey( Akbank Jazz festival), in October 2012. 2013 was played in Performing Arts Meeting in Yokohama.

With a deep interest in words, 2010, he made and directed a poetry performance piece "suna no butai" in Moscow with Vradimir Volkov(contrabass) and some musician and dancer .And in Tokyo,he made new theater piece "into sogohmon sogohmonian(about Russian poet Osip Mandelstam and Armenian composer Komitas Vardaped)" with Sergey Letov, the most important Russian avant-garde jazz saxophone player.

Kawasaki has conducted for many years a series of seminars ,work shops and concerts involving poetry readings and music. He is teaching in university performance as a director to make theatrical pieces about Japanese poets and poets of Brecht and so on.
Apart from solo activities, Kawasaki has participated in different groups in Japan, such as Maria Kannon (a legendary hardcore progressive rock group), experimental music group "DATA"

As a improviser ,collaborated with Tristan Honsinger, Sergey Letov, Saadet Türköz, Frank Grotowski, Tatusya Nakatani ,Ab Baars, Yoshisaburo Toyozumi,EXIAS-J (a well-known experimental improvisational group). and so on.

Kawasaki has performed in many countries of the world and music and dance festival, including the US, Russia, France, Poland, Ukraine and Lithuania. He was also a member of Sound Migration, a collaborative music piece between Japan and Turkey (Şevket Akıncı and Saadet Türköz from Turkey) which was premiered in Istanbul at the International Contemporary Dance & Performance Festival (iDANS) in 2010 then toured in Egypt, Hungry, and Japan.

He has released solo CDs: Jun Kawasaki: "Left Bank, Right Bank" and "biologia(2013)"

コメント

河崎純 主な舞台音楽監督作品、委嘱作曲、演出作品、自主企画公演、海外公演など

2011年09月01日 | 河崎純プロフィール
 

  河崎純 主な舞台音楽監督作品、委嘱作曲、自主企画公演、海外公演など

1997
・「音の更地、空白、四角」 planB (高橋琢哉[g]との音楽水脈企画)スライド と即興演奏

1998
・商品劇場「マデュバイ小学校奪取」プロトシアター(音楽作曲担当。大岡淳 演出、H・シクスー作、演劇祭アジアミーツアジア98出品) 

2000
・千麗舞の夕「よだかの星」(演奏、作曲。日本舞踊 西川千麗 ポーランド、京都、 能舞台公演等)

2001
・「あらふあんのるふれんは断続的に氷原の上をたどってゆく」委嘱作曲(コントラバスソロ、デュオ)
・ダンサー、オガワ由香と、planB企画「音楽舞踊大網」に出品
・「よだかの星」再演(演奏、作曲。日本舞踊 西川千麗、でポーランド、能舞台公演等)
・「ペチカ」(音楽担当 ダンサー北山徹子、池田なお)

2002
・シアターX「教育の家第20号上演プロジェクト」ワークショップほか音楽監督 (演出 高山明)

2003
・千麗舞の夕「甲斐荘楠音 未完畜生塚」京都府民ホールアルティ作曲、演奏。(日本舞踊 西川千麗、宮下バレ?団)
・近藤秀秋(g)、豊住芳三郎(per)とのトリオで台北FORMOZDFESTIVAL出演
・PortB「ブレヒト演劇祭の約1時間20分」シアターX(音楽監督、作曲= アコーディオン、トロンボーン、薩摩琵琶、コントラバス 高山明構成、演出 ブレヒト演劇祭出品)
・打落水狗「教訓の再読 音楽と朗読による花田清輝」シアターX(音楽、作曲 ブレヒト演劇祭出品)
・EXIAS-J ニューヨーク他アメリカ東海岸ツアー

2004
・port+portail「凶暴な青 改訂版」シアタートラム(音楽監督、作曲=メゾソプラノ、韓国打楽器 演出 林未知 振付 キムミヤ)
・川口市環境科委嘱作曲「角笛と叫び」(作曲=ヴォーカル、アコーディオン  、テクスト ミッシェル・レリス)
・打落水狗「ロマンツェーロ」シアターX(構成、音楽=朗読とコントラバス、ギター ピアノ、フルート、ソプラノサックス 詩 原牧生)
・西川千麗「カミュ・クローデル」京都府民ホール(作曲 ギター、尺八、コントラバス)
・EXIAS-Jで ロシア(ペテルブルク、モスクワ、アルハンゲリスク) 、リトアニア(ヴィリニュス)にてアルハンゲリスクjazzフェスティヴァル,実験音楽祭に出演
・シアターXシアターコレクティブ「溺れる市民 東京のフェルディドルケ」 (音楽監督、作曲=アルト、クラリネット、韓国打楽 器、エレクトロニクス、 コントラバス 演出 林未知 作 島田雅彦 ゴンブロビッチ生誕100年祭出品)
・スコットランド グラスゴー、フェスティヴァルINSTAL出演
・日本舞踊 蕾の会「明治大正ノスタルジー」京都芸術センター(作曲=エレキギター、コントラバス)
・桐朋学園演劇科試演会「コンベヤーは止まらない」(音楽担当、演出 大岡淳 作 八木柊一郎)

2005
・port+portail「あ。」(コントラバスソロ ダンス キムミヤ)横浜 stスポットダンスラボ5ー20#17出品)
・委嘱作曲『KNOTS』(4奏者のための ピアノ4手連弾、コントラバス連弾、メゾソプラノ)
・コンサートシリーズ「声の漬け物」谷川雁×武満徹 企画構成、谷川雁のテクストによるシアターピース作曲(メゾソプラノ、アルト、クラリネット、ピアノ、コントラバス、パフォーマンス作成 大岡淳)
・時々自動「ライトロジー」出演
・イヴェント「テクストの祝祭日」出品 坂口安吾作「私は海をだきしめていたい」
  横光利一作「幸福を計る機械」(演出 大岡淳)の・音楽を担当(コントラバスソロ)

2006
・河合塾コスモ パフォーミングアーツへの招待ゼミ「いちばん小さな海」詩の朗読パフォーマンス
・北区北とぴあNPOプラザ 北区高校生による「グスコーブドリの伝記 農民芸術概論」(宮澤賢治)ほか2作品音楽監督
・シアターX 詩の通路シリーズ企画 公演(巻上公一、多和田葉子、高橋悠治、打落水狗、河崎純、ゼミ生発表)、ゼミ講師(打落水狗=河崎純、原牧生) 
・詩の通路公演第1回「あとからうまれるひとびとに 声の漬け物2 ブレヒト」シアターX構成、作曲、音楽監督
・日本チャップリン協会シンポジウム「コンサート現代音楽編」京都元立誠小講堂 に3曲作編曲
・詩の通路公演第3回「Are you sure?」シアターX(構成、作曲)
・東京北区 高校演劇団公演「わすれもの」北とぴあ 音楽監督
・port+portaill「コッペリア」横浜BANKART,音楽監督

2007
・河合塾コスモ パフォーミングアーツへの招待ゼミ 演劇「花」(松本大洋)作曲、音楽
・千麗舞の夕 西川千麗「カミュ・クローデル」京都、ローザンヌ、パリ公演 作曲、音楽
・普通劇場「叙情×異化=革命」(演出家大岡淳と音楽家河崎純によるこれまでの全仕事)
・詩の通路公演第6回 詩の通路ゼミ発表公演「multilogue」構成  シアターX
・朗読音楽パフォーマンス「いまからここで」vol.1 (構成、演出)ゲスト中谷達也(per)
・委嘱作曲 千麗舞わない夕、照明と音楽 ミヒャエルエ・エンデのモモ「円形劇場または広場にて」(メゾソプラノ、トランペット、コントラバス、打楽器)京 都千麗舞山荘
・「いまからここで」vol.2  ゲストManuel Bienvenu(singer) from French
・モルタル劇場「火刑台上のジャンヌダルク 川口」川口アートファクトリー 音楽監督(作、演出今井尋也)

2008
・「いまからここで」vol.3、vol.4「ROLEPLAY」構成,作曲(声、ピアノ、鼓、コントラバス)
・UNI-MARCA アサヒロビーコンサート、アートスクエアトークイヴェント「ashita cafe」聴き手 小沼純一(音楽批評)
・「まとう」イヴェントWINDSCAFE出品(ダンス 野口雅子)
・「いまからここで」vol,5 構成、演出、作曲
・静岡県袋井市月見の里学遊館アートスクール音楽クラス講師 
・「シベリヤの道化師」(石原吉郎)袋井月見の里学遊館(演出 大岡淳 美術 村松正之 ダンス 石橋愛子)
・国際交流基金主催 グループBAKK(薩摩琵琶、笙、コントラバス、ギター) ロシア東欧公演 ロシア、ウクライナ、リトアニア 
・モルタル劇場「火刑台のジャンヌダルク2008」川口市 荒川鋳造工場  音楽監督
・静岡舞台芸術センターSPAC 秋の芸術祭「大人と子供のためのハムレットマシーン」(ハイナー・ミュラー演出大岡淳)音楽監督

2009
・自主企画マンスリーコントラバスソロ「震える石」開始
・ダンサー多田汐里とデュオで イヴェントWINDSCAFEに新作発表
・県立神奈川近代文学館 森鴎外展のガイド映像の音楽(コントラバスソロ)
・演劇「夜合樹 雨絵巻篇」(作、演出 北川原梓)下北沢シアター711作曲(アコーディオン、コントラバス)
・WWfes(Body art laboratory 主催)ラボに演出家岸井大輔、ダンサー山崎広太らと出品
・創作オペラ「人形人間オペラ コード.テト」(メガロシアター 演出 今井尋也)作曲、音楽監督
・市民オペラ「万歳 横浜」赤レンガホール( Y150横浜911シアタープロジェクト 市民参加オペラ 演出 今井尋也)作曲、音楽監督
・イヴェントMIXNIA出品「六白金星」(作 織田作之助 演出大岡淳)音楽
・「震える石」つくば公演

2010
・岩手県盛岡市で作曲ワークショップとワークショップ公演
・モスクワで新作「砂の舞台」構成、演出、作曲(ダンス=アリーナ・ミハイロワ、コントラバス=ウラジミール・ボルコフ、トランペット=アントン・シラエフ)発表 国際交流基金モスクワ主催
・モスクワ ユーゴザパト劇場でロシアアウトカーストの唄 石橋幸コンサートに参加。
・「砂の舞台 東京」シリーズ開始 構成、演出 ダンス、朗読、音楽による
・WWfesラボに俳優山懸太一(チェルフィッチュ)、ダンサー西村美奈、照明家中山奈美(文学座)と出品
・国際交流基金主催日本トルコ現代音楽共同制作「sound migration」に参加。イスタンブールにて制作、イスタンブール、イズミル、カイロ、ブダペスト(ギター=シェフケット・アクンジュ ムーブメント=美加理 声=サーデット・チュルコフ 声、ギター、パーカッション=国広和毅)
・ソロコントラバス「震える石」盛岡公演

2011
・ダンサー三浦宏予と新作発表 SY PROJECT presents「フレーム!フレーム!」出品 ギャラリールデコ
・日本トルコ現代音楽共同制作「sound migration」日本公演 東京芸術見本市出品
・河合塾コスモ パフォーミングアーツへの招待 演劇「弱法師」(演出 大岡淳 作 三島由紀夫)の音楽担当
・「いまからここで6 ロシアより作曲家アレクセイ・アイギ(国際交流基金招聘)を迎えて」構成、作曲
・ソロコントラバス「震える石」博多公演
・朗読劇「刺青」(谷崎潤一郎)「一千一秒物語」(稲垣足穂)音楽(コントラバスソロ)
・アイディン・テキャル(振り付け)「db=II=base」創作のためイスタンブールに滞在
・河崎純 博多 2days 西日本ツアー ソロ、ダンサー新部健太郎、大内田早穂との共同作業
・「ロシアから即興の風が吹いてくる」セルゲイ・レートフ from Russia 新潟公演
・いまからここで7「into ソゴモンソゴモニアン」(オシップ・マンデリシュターム「アルメニア詩編」より)構成 ゲスト セルゲイ・レートフ
・普通劇場公演「じぱんぐ零年」(大岡淳演出)音楽担当

2012

・立教大学文学部ゲストスピーカー
・立教大学文学部演習発表 パフォーマンス「我牢獄」(北村透谷)「春と修羅」(宮沢賢治)の演出、構成、音楽
・アイディン・テキャル(振り付け)「db=II=base」音楽、パフォーマンスでトルコ イスタンブールAKBANK JAZZフェスティバルに出品(セゾン文化財団、アサヒビール 助成)
・川口市美術館アトリア「海のライン」ワークショップ
・「エアロヨガフェスティバル」の音楽担当
・「響きプロジェクト」ワークショップ ロシアの作曲家アレクセイ・アイギを迎えて
・新作「誰が歌うの? 歌のない10章」(薩摩琵琶、25絃、コントラバス)
・江戸糸操り人形座、普通劇場「ジョルジュ・バタイユ降霊祭」音楽担当
・朗読劇「夜仰向けにされて」(フリオ・コルタサル)音楽担当 (コントラバスソロ)
・朗読パフォーマンス カフカ「判決」「歌姫ヨゼフィーネ、あるいは二十日鼠族」残雪「山の上の小屋」 音楽
・自主企画 小沢あき、河崎純「ブレヒトとロルカ」シリーズ開始

2013
・国語専科教室音楽ワークショップ講師「沈黙のためのエチュード」
・立教大学文学部後期発表「人間の悲劇no2」(金子光晴)演出、構成、音楽
・アイディン・テキャル(振り付け)「db=II=base」東京、横浜公演(東京芸術見本市TPAM出品(セゾン文化財団、アサヒビール 助成)
・江戸糸あやつり人形座ジョルジュ・バタイユ「マダム・エドワルダ 君と俺との唯物論」(大岡淳演出)音楽担当
・日本舞踊「千麗舞わない夕べ 或る日のルソー~「孤独な散歩者の夢想」より~」(西川千麗構成)音楽担当
・立教大学文学部前期発表「歌と朗読、パフォーマンスによる法廷劇 ブレヒトオラトリオ」演出、構成、音楽
・ソロCD「biologia」発売記念コンサート
・小林嵯峨舞踏公演「短夜」独奏で音楽担当
・Bfrec ワークショップシリーズ「響きプロジェクト」講師
・立教大学文学部外部発表公演「ブレヒトオラトリオ」演出、構成、音楽
・ブレヒトとロルカ劇場版公演
・Yプロジェクト音楽劇「地獄門」音楽監督
・エイブルフレンドフェスティバル ダンス矢萩竜太郎 音楽 河崎純
・khkhs 「momotaro」(原作 芥川龍之介 桃太郎)(森下スタジオ)


2014
・立教大学後期演習発表「アウステルリッツ フラグメンツ」(原作W・Gゼーバルト)演出、脚本、作曲
・Yプロジェクト音楽劇「続 地獄門」音楽監督
・Marc Sinan /ドレスデン交響楽団 「dedekorukuto」ドレスデン、ベルリン公演 ソリスト
・朗読者in Kawaguchi 音楽監督
・ブレヒトとロルカ「アンダハレオ歌ってください」(構成)
・Bfrec 暗闇のワークショップ
・楽道庵ダンサーのためのワークショップシリーズ 
・朗読者in Kawaguchi「件」(内田百)作曲(ヴァイオリン独奏)
・ブレヒトとロルカ つくばワークショップコンサート
・立教大学文学部前期発表「かもめ 悲劇」(チェホフ「かもめ 喜劇」パウル・ツェランの詩による)(構成、演出、音楽)
・ひめらしゃ塾公演「道成寺」音楽
・エアロヨガ/響きプロジェクト 空中劇「空に沈む 海に浮かぶ」(構成、演出、音楽)
・立教大学文学部 演習外部公演「交響曲第16番かもめ 悲劇」(作、構成、演出、音楽)
・朗読者in Kwaguchi 「冷めない紅茶」(音楽監督 作曲 フルート コントラバス)
・朗読者「羅生門」「蜘蛛の糸」 
・Marc Sinan /ドレスデン交響楽団 「dedekorukuto」(ソリスト) リヒテンシュタイン、ドイツツアー レコーディング
・khkhs 「続 momotaro」(原作 芥川龍之介 桃太郎)(森下スタジオ) 
・石橋幸 紀伊国屋ホールコンサート ロシア アウトカーストの歌「僕の呼ぶ声」(構成、演出 音楽監督)
・西川千麗3回忌 衣装 美術展 京都芸術センター オープニングコンサート(コントラバスソロ) 
・エアロヨガ/響きプロジェクト 空中活劇「tenjik tenjik」(作、演出、音楽)  
・楽道庵 河崎純ダンスワークショップ公演「アウステルリッツフラグメンツ あるいは世の終わりのための四重奏曲」(作 構成 演出 音楽(原作W・Gゼーバルト パウル・ツェラン)

2015
・立教大学後期演習発表「旅芸人の帰還 」(作、構成、演出、音楽)原作 近松門左衛門 「心中天網島」ブルーノ・シュルツ
・朗読者in Kwaguchi 「刺青」(谷崎潤一郎 音楽 コントラバスソロ)
・エアリアルシルク/コントラバス(振り付け 石橋愛子 構成、音楽 河崎純)
・Yプロジェクト音楽劇「愛の門」音楽監督、作曲(合唱、尺八、25絃、フルート、ギター、和太鼓、小鼓、ヴォイス、コントラバス)
・Bfrec 暗闇のワークショップ
・両国シアターX音楽詩劇研究所主宰
・音楽詩劇研究所第一回公演「捨て子たち星たち」(演出、作曲)/ロネン・シャピラ(イスラエル)
・響宴ロウドクシャ ―生け贄夜話―「五感のアステカ」音楽
・立教大学文学部 前期演習発表「橋づくし」(三島由紀夫「橋づくし」ベルトルト・ブレヒト「小市民の七つの大罪」による)(演出、作曲)
・立教大学文学部演習公演 「橋づくしだよ! 歌合戦」(近松門左衛門 ホメロス、カフカ ブレヒト) 演出、作曲、脚本
・エアロヨガ/響きプロジェクト「深海と音」 演出 音楽監督
・石橋幸 紀伊国屋ホール 音楽監督 「友よ、さすらへる者たちよ」(演出)
・きがわりをきがえる インスタレーション (音楽)(文化庁 平成27年度 地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業)
・シアターX タデウシュ・カントール生誕100年 音楽詩劇研究所「捨て子たち星たち」 (演出、作曲)
・シアターX タデウシュ・カントール生誕100年 音楽詩劇研究所新作「終わりはいつも終わらないうちに終わっていく」(演出、作曲)
・バスクの小説家キルメン・ウリベとの朗読コラボレーション(菅啓次郎、金子雄生、三木聖香)
・エアロヨガ/響きプロジェクト 空中活劇「西遊記2」(作、演出、音楽 原作 西遊記、中島敦)  


2016
・立教大学後期演習発表「コニーアイランドベイビーズ」(作、構成、演出、音楽)
・土方巽1960 しずかな家Ⅱ 出品 朗読者『件』内田百(音楽 作曲)
・表相標本箱Ⅱ 舞踏作品「死の棘」(音楽 パフォーマンス)
・「ギンズバーグとロルカ 詩と音楽の夕べ」
・Ayumi Paul(from germany) Violin and Sound performance 劇場公演(プロデュース 構成、作曲) 
・海老沢栄プロデュース公演 糸操り人形 実験劇 vol. 1 『冥途』内田百(音楽)
・立教大学前期演習発表「終わりはいつも終わらないうちに終わっていく」(作、構成、演出、音楽)
・楽道庵 河崎純音楽詩劇研究所ワークショップショーイング「古譚」中島敦(構成、演出、音楽)
・楽道庵 河崎純音楽詩劇研究所ワークショップ 立教大学文学部演習外部発表 「古譚」中島敦(構成、演出、音楽)
・河崎純音楽詩劇研究所プロデユース from トルコ 2daysコンサート(プロデユース)
・河崎純 音楽詩劇公演プロジェクト「終わりはいつも終わらないうちに終わっていく」(演出 構成 音楽)アルメニア&ロシアツアー 2016(国際交流基金 、アーツカウンシル東京助成)
・石橋幸 紀伊国屋ホール (音楽監督) 第一部「孤独」(演出)
・朗読者 in KAMAKURA Vol.2 ~第十一回鎌倉芸術祭参加企画「鏡花語り 清方描く ―ふたりの鎌倉物語―」(音楽監督、作曲)
・「ブレヒトオラトリオ2016」(構成、作曲)
・「西遊記を聴く、ワルツを踊る」(構成 音楽)

2017 
・立教大学後期演習発表「ポラーノの広場」(宮沢賢治)(構成、演出、音楽)





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私の音楽遍歴(CD篇)

2011年05月05日 | 河崎純プロフィール

 ここでいう「音楽」とは、おもにレコード、CDのはなし。音楽が趣味です、などというと、ふつう想像するのは、CDを買って、家できく、わたしはもっていないがIPODにいれて移動中にきいたり、あるいはピアノやギターをひいたり仲間とバンドをやったり、たまにはコンサートにいったり、、そんなことかもしれない。どうもそれ以外のところで、音楽について考える音楽家になってしまったので、趣味としてCDをきいたり、コレクションするなどということは生活のなかにない。それでも人々の録音や音楽という営みの中に創作や生活のヒントを得ようと、たしかに家の中でCDをかけている時間は多いし、貧乏音楽家としてはかなりの量のCDを所有することになってしまった。

 趣味と言えば、子供の頃から、古書店でほりだしものを探すのが趣味である父の散歩についていったので、いまでも古本屋と中古CD屋に行くことが、唯一のまずしくもささやかな趣味かもしれない。どうしても仕事で必要なCDはしかたなく新品で購入するけれど、我が家のCDの70パーセントは中古、20パーセントが新品、10パーセントが仕事関係でいただいたもの、と、ざっとこんな割合なので、「音楽業界」の流通にはほとんど寄与していないのです。しかしその所有する量も増えてきて、仕事で必要なものもたいていは家の中を探せばあるという、ライブラリー的状態になって、いまでは東京でCD屋にいくこともあまりなくなってしまったのです。それに大きな楽器を持っての移動なのでせっかく街に出ても、小さなレコード屋によることはできません。待ち合わせや打ち合わせの合間に大型CD店を「見回り」に行くのですが、なんかひとたびそれらを「商品」だと認識してしまうと、なんだかめまいを感じてしまいます。

 それでも地方都市、海外に行けば、楽器を会場やホテルに置いて、散歩をかねてすぐ古本屋とレコード屋探しをしてしまい、二度と訪れることがないかもしれない海外の都市でも名所旧跡も観ず。もっとも観光という側面からも、あてもなく、ただ街の匂いにしたがってお店を探すのですから結果、街のいろいろな様相を目の当たりにすることになるのです。旅行ではないので一つの都市に長期滞在することは少ないのですが、ニューヨークやパリはもちろん、いまおもいだしてもモスクワ、ペテルブルク、ワルシャワ、クラコフ、台北、ソウル、ローザンヌ、イスタンブール、ブダペスト、ビリニュス、キエフ、、、、日本でもよく行く京都や盛岡、、、、それぞれだいすきな本屋とレコード屋の佇まいや場所はすぐに思い出せます。そうして街も好きになってゆく。ですからいまではほとんどCD自体、その土地のものを中心に、外国でしか買わなくなってしまったのです。ホテルのテーブルにはうずたかくCDが積まれてゆく。あとブックオフの100円コーナー。これもよく合間に行きます。
 
 さてさて何を聴いてきたかですが、まだ楽器の演奏や作曲やらを始める前、初めて好きになったのが王道!RCサクセション。RCに「カバーズ」というレコードがあって、そこでカバーされていたロックやブルースを探し求めました。特に60年代のロックやブルースが好きになりました。そこからどんどん派生していきました。やがて、言葉に対する関心が高まると、そういう文脈から友川かずきさんや、三上寛さん、それからアヴァンギャルドなものが好きになっていきました。それからいわゆる「ワールドミュージック」ブームがあって民族音楽が好きになり、中学生の卒業文集は「僕の好きなワールドミュージック」という題で書きました。いやなガキですね。友達との思い出はないのかっ、という(いえいえそんなことはないのですが、、)。まだセゾン文化華やかし頃、学校の近くだった池袋のWAVEのアールビヴァンで背伸びして現代音楽、気が向けば明治通りを雑司ヶ谷方面に行き、なんだか当時うらぶれていたTOWER RECORDで輸入盤の長い箱に入ったR&BやBLUES,渋谷のPARCOの一階のやはりWAVEの民族音楽コーナー、お茶の水のレンタル屋さんJANIS.。そんな一人の時間も大好きでした。
 
 楽器を始めてからは、最初JAZZやクラシックを練習していたのでそういう音楽をずいぶん聴きました。そもそも現代音楽やフリーインプロヴィゼーションをやりたかったのですが、ずいぶんいろいろとJAZZも聴きましたし、クラシックも室内楽を中心によく聴き、参考にしていました。民族音楽をのぞき、他ジャンルが自分の好きな感覚や、関心のある手法が固定されるのに対して、特にクラシックの場合は、ヨーロッパのなかのそれぞれの地域性や、歴史、手法、技法、思想が、ほぼ同じオーケストラ楽器の編成の中で多種多様なので、現在に至るまで、時期によって参照したくなるカテゴリーが変わってきます。たとえばバロックばかりの時期にはロマン派はほとんど関心がない、とか、十二音の時期には印象派には関心がないとか、バッハのみ、とか変わってゆきます。あるいは声楽曲ばかり、とか。さすがに楽譜という文献重視の文化のため、連綿と且つダイナミックな相対的変革が多様に展開しているので、研究対象としては尽きない。ちなみに最近だと、モンポウ、ヤナーチェク、バルトーク、セリーを用いないメシアン、ラヴェルなど、をよく聴きます。ロマン派ではないが、あまり方法化されていない音楽、という捉え方でしょうか。バルトークなどは一貫して興味の尽きない音楽ですが、たとえばラヴェルなんかは、何年か前は逆に、おそらくその和声的な縦の感覚(たとえばjazzの演奏家がコード理論としてよくフランス近代音楽を研究対象とする)でとらえると、私にはなにか装飾的、美学的、音楽的にすぎ、たとえばそれは、システム、マニエリスムとしての12音や、バロック、ヒンデミットなどの形式主義の音楽になにかを強く求めたい、と思っていた頃です。

 このように、なんというか趣味というより研究題材として聴いてしまうわけですが、たとえばこんな場合もあります。複数のメンバーでツアーに行くとき(特に気心知れた日本人同士や国内ツアー)、ツアー先では現地の関係者との飲み会など楽しくも、人に触れる機会がいささかトゥーマッチ。人と接するということは当然「情」があいだにあるわけで、まさに旅情、人情というわけですが、そんな情を楽しみ、また少し情に疲れたとき、心と身体をリセットするために、自ら薬でも処方するようにして、移動の新幹線の中でたとえばウェーベルンやインプロのデレクベイリーなどを聴くという具合です。なにかストイックな音楽が聴きたくなる気分。しかしそう思いつつ、ウェーベルンの「厳しさ」とは裏腹に、聴きながらワンカップ飲みながら酩酊し、ぐうぐうと眠ってしまうのですが、。あと、人の声のする音楽が聴きたくない時間、時期とか、。

 こうしてクラシック音楽も聴くことは多いのですが、わたしにとってはクラシック音楽のオーケストレーションや音色自体それほど好みではなく、また今は、理論や、システムにそれほど関心がないので、「好き」や趣味で聴く感覚、とはまた少し違います。いまはアンサンブルのなかに漂っている短いフレーズや響きの断片、をみつけ、ひろいながら聴くという感じに近いとおもいます。そんな断片が比較的多いのが先に挙げた最近聴くことが多い作曲家の作品でしょうか。そもそも一人の作曲家がオーケストレーションし、演奏家がそれを再現するという営みが、あまり好きではないのかもしれません。西洋の古典音楽の場合特に、宗教的な感覚や、ロマン派であれば個人の情動、などが貫いて表現され、複数の声を響かせるという発想があまりない。劇であるオペラからして、おなじ方法論の発声法、楽器の音色もまたしかり、音楽の三大要素といわれる、「メロデイ」、「ハーモニー」「リズム」など、ひとりの作曲家が貫く美学が頭の中と紙の上に具体化されるのです。また、わたしは、アンサンブルの響きとしても、声の高さをもとにした4声体を基礎につくられる管弦楽法にのっとった音楽や、ポップス、ロックやJAZZなどの合理的なバンドアンサンブルもあまり好きではないのかもしれません。ピアノやギターやヴァイオリン,ドラムス,コンピューター、合理的機能的なそれらの楽器が前提になったアンサンブルは苦手で、共演するのも難しい。聴く音楽や演奏する場が限られてくる。でも、だからこそ、自らそれと葛藤するそれらの楽器奏者の苦労や、工夫もよくわかるつもり。本当にたくさんの良い音楽をレコードで聴かせてもらったし、わたしの身の回りにもそういう演奏家や共演者がたくさんいます。

 西洋のクラシックが体系的(JAZZもある観点から言えば西洋音楽史の発展を凝縮させたようなところがある)で、多様な体系のなかから自分のニーズにあわせて聴くのに対し、他ジャンルは、もう好きな音楽、自分の趣向がきまってしまっていて、たとえば60年代のロック、ドアーズ、ベルベットアンダーグラウンド、戦後から70年代くらいまでの日本の演歌や歌謡曲などは一貫して好きで、おそらく逆にこの先もたとえばハードロックやヘビーメタルを聴くことはほぼないような気がするのです。逆に、たとえばエルビスやオーティスやサムクックの声はいつまでも好きだと思うのです。もちろん1曲という単位でも好きな曲はたくさんあります。それから世界中の伝統音楽や歌謡曲も好きですね。歌謡曲に関してはやっぱりいずれも1900年前半からやはり6、70年くらいまでの歌が好きなようです。それらは結局自ら音楽をするようになる以前から好きだった音楽です。ブレルや、ブラッサンス、フェレなどのシャンソンもずっと好きですし、南米のフォルクローレやサンバMPBも好きですね。
 

 しかし仕事の関係もあって、局所的に本当によく聴き、調べたのはアイスラーやヴァイル、デッサウらのブレヒト劇の音楽。それからロシアの歌です。ブレヒトの演劇はいまもそうですが、ある時期わたしにとって音楽をする動機でした。ある舞台を企画したとき、そこに向けての2年間ぐらいはおそらく日本で一番ブレヒトソングを調べ、探し、採譜し、聴いたと勝手に自負できるほどでしたし、自らの作曲法も多くこの方法に従い、わたしの「ブレヒトソング」もたくさんつくりました。そして石橋幸さんの歌の伴奏をやるようになってからは、ロシア語を少し勉強し、ロシアの歌を良く聴き調べました。ロシアの歌に関してはとにかく日本にレコードがない。大きなレコード屋にも、ほんの少し赤軍合唱やバラライカの音楽があるくらい。パソコンにキリル文字を打ち込んで、ロシア語で検索したりしてずいぶん楽譜、音源、詩を探しました。石橋さんの大事なレパートリーである、おそらく日本ではほとんど知る人がいない、マガダンの歌手ヴァジム・コージン、ロシア革命時に白軍とともに出国しながらくソビエトに帰れなかった黒いピエロ、アレクサンドル・ヴェルチンスキー。50年代から70年代にかけての吟遊詩人(バルド)の歌。日本でも少し知られているウラジミール・ヴィソーツキーやブラート・オクジャワたち。ロシアに行くと必ず手に入れ、モスクワのヴィソーツキー記念館にいったり、オクジャワが描いたモスクワの真夜中の青いトロリーバスに乗ったり。
 
 わたしは、特に強く「日本」を意識することはありませんが、古い日本の音楽、「音楽」としては雅楽が興味深いとは思いますが、薩摩琵琶、尺八、江戸の三味線,新内の音色はやっぱり私にとって、その時間感覚、空間意識としては最も自然な音楽です。ですから、わざわざ特別そこに「わび」「さび」や精神性、また花鳥風月を深く追求するには至りません。いくら育ってきた身の回りの音楽(そして多くの場合それは録音物であるわけですが、)が、西洋やアメリカや中南米の様式の音楽ばかりだったとはいっても、好き嫌いでもなく、とても自然なのです。精神性や思想の次元とも違うような気がします。「記憶」といってしまうとなにか大げさな気がしますが。一方でわたしのなかにヨーロッパ志向はほとんどないのですが、何か、私自身の創作活動の「精神的」な故郷としては、二つの世界大戦あたりのヨーロッパをおもわずにはおれません(ある時期は、やはり仕事の関係もあって戦後、1950年代の日本の文学や思想を人に指摘されたこともありました。)。ヨーロッパ志向なんて、自分でも受け入れがたいことでもあるのですが、、。なぜなら、それはもちろん生まれてもいないし、それらの地域の言葉を理解しているわけでもないからです。時代のダイナミズムとして、その時代は芸術に携わる多くの人にとってもそうかもしれません。音楽は時代や地域そのものですから、結局ある響き合う時代の精神性を背景にした音楽も自然と好きになるでしょう。同時代の音楽は自然と聴かない、というのも、もしかしたら、実はいま音楽なんて別に必要ではないとおもっているからかもしれませんし、音楽に「現在」をもとめていないのかもしれません。いや正確に言うと「現在」を強く求めすぎ、「現代性」というものを求めていないのかもしれません。即興をやる理由もそこにあるのかもしれません。そして、わたしはCD屋の宣伝文句のように「no music,no life」なんていえないなぁ、ほんとうにそうだろうか?、と。時代の精神や潮流とは関係のなく、脆弱かつ普遍的な営みや、ひっそりと形を変えつつも存続した儀礼や口伝え、などそんな「レコード」されない出来事が、「現在」であり、やっぱりわたしにとっての音楽なのかなぁ、と思ってしまいます。
 
 そして同時に、私自身の音楽、創作行為の営みが、「過去」や死に向かっているような気がします。自覚的に意識するようになったのはもしかしたら3月11日の震災以後かもしれません。鎮魂する、とか弔うとかそういう動機はもちえないのですが。たとえば反原発を歌う、歌で被災地の方々を援助する、音楽家にもさまざまなアティチュードがあります。しかし、さまざまなことを自分自身に問う中で私の音楽、創作という営みは、ただ一点その瞬間、死の中にあるのでは、そう思えたのです。そうして考えてみれば、こうしてCDで聴く音楽のその音楽のほとんどが死者の音楽の記録、なのです。有名人はもとより、よく民俗音楽のcdのジャケットに映っている人をみながら、「いま生きてるのかなぁ、きっともう死んでるんだろうな」などと、ふと思うのです。インパクトの強さや、思想や生き様の強度やあるその音楽の全体性よりも、小さな断片を探し、身体や心でキャッチし慈しみながら、もう録音されてしまった、死んでしまった音の「記録」をこうしてCDできいているのかもしれません。救うべき政治や神は存在せず、そういった断片的営みしか信じられない「時代」なのかもしれない、などと思ったりしてしまうのです。

 わたしの音楽はレコードやCDとは関係がない、などといいつつ、情報社会と親のスネの恩恵も受けたりで、そうやって集めたCDの恩恵を受けてきました。舞台音楽の仕事などでよく助手をお願いしている大木君と、部屋でうんちくをたれながら(最近は大木君のほうがよく知っていたりする)ああだこうだと、私の部屋でCDをきいたり、なにげないタイミングで、妻に自分の好きな音楽を聴かせて反応をこっそりと伺ったり、そんな時間もやっぱり好きな時間ですね。
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