法性寺 京都市東山区本町16丁目307
浄土宗西山派の尼寺である。 当地は、924年、藤原忠平が公家恒例被行脚読経の寺として建立した寺院(旧法性寺)があった所である。旧法性寺は、創建後も藤原家の氏寺として栄え、藤原忠通の時には、広大な寺域に大伽藍を構え、京洛二一ケ寺の一刹に数えられていた。しかし、以後の兵火により、堂宇は悉く焼失してしまった。 当寺は、明治維新以後、旧名を継いで再建されたもので、本堂に安置する千手観世音菩薩像(国宝)は、旧法性寺の潅頂堂の本尊と伝えられ、「厄除観世音」の名で知られている
文献より 千手観世音菩薩
成就宮 拝殿 本殿
魔王石と比良山a明神塔